私が10代後半だった80年代、
TVや漫画のキャラクターには、
当時の典型的な不良やツッパリが大勢いました。
ですが最近どこかで聞いたラジオで言っていたのは、
「不良に憧れる」少年の率が過去最低とのこと。
そういえばそういう典型的なキャラクターを、
あまり見かけなくなりました。
勿論ファッションなどの流行が変わり、
当時とは違うヤンキーやラッパーなども登場し、
いわゆるやさぐれキャラも多様化したのも理由でしょう。
しかしながら昔の子供達がどこかで憧れた、
やさぐれながらもどこかで正義感があったりする不良や、
カリスマ性のある悪ガキといった人物像を最近見なくなった、
それも実感です。
ワルをカッコ良いと思わなくなったのではないか、
ラジオの番組ではそんな推測をしていました。
一つは情報が多くなり、
いわゆるグレた人たちの行状や実情が、
子供達の共感を呼ばなくなったのもあるでしょう。
特にヤクザや不良を描いた映画を観ても、
ただ怖いだけという感想を持つ子供が多いのかもしれません。
私も個人的には全くそうした作品は好きではありませんが、
50年代や60年代は全盛期だったといえるでしょう。
勿論そうしたワルに興味がない子供達を、
私が中学校くらいから言われだした「シラケ」と呼ぶのは簡単ですが、
そこに至るまでに日本人にどんな心理的変化が起きたのか、
それが意外と他の問題とも関連しているような気がします。

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