運命学研究家 根本 沙璃(さり)です。
本日は、夏至ですね。
太陽の光が地球を強く照らすこの時期は
自然界のエネルギーが最高潮に
達する特別なタイミングです。
東洋の運命学や陰陽五行論の視点から
この時期を心地よく
そして開運へと繋げるため
の過ごし方をお届けします。

古代中国の暦や年中行事を記した
古典『礼記(らいき)』の月令には
夏至の時期の過ごし方について
次のような一節があります。
日は長きこと至り、陰陽争い、死生分かれる。
君子斎戒し、処るには必ず身を掩い
躁(さわ)ぐことなく、滋味(じみ)を薄くして
嗜欲を節し、心気を定む
これは、「陽の気が極まることで
万物が発展する一方、内面では
陰の気も動き出し
エネルギーが激しくぶつかり
合いやすい時である」
という意味を持っています。
そのため、古くから賢者たちは
この時期を次のように過ごすよう推奨してきました。
・ 心を静かに保ち、小さなことに一喜一憂して騒ぎ立てないこと
・ 脂っこいものやハイカロリーな食事、過度な嗜好品を控えること
・ 感情を落ち着かせ、心身を健やかに保つこと
五行論において、夏至は
「火」のエネルギーが最大になる季節です。
火の性質は、世の中を明るく照らし
物事を活性化させる強いパワーを持っています。
しかし、その勢いが強すぎると
心身がヒートアップし
うっかり過激な言葉を口にしてしまったり
イライラを招いてしまったりすることもあります。
そこで大切になるのが、「粗食」を意識し
体にこもった熱を優しく逃がしてくれる
食材を摂ることです。
この時期にぜひ取り入れていただきたい
具体的な開運食材をご紹介します。
・ 水分を補い熱を逃がす「瓜類」:
きゅうり、冬瓜、ズッキーニなどは
体にこもった余分な熱を収めてくれます。
・ 気を巡らせる「香味野菜」:
大葉、みょうが、生姜などは
体内の気の滞りをスムーズにし、食欲を調えます。
・ 火のエネルギーを鎮める「苦味(にがみ)」:
ゴーヤや緑茶、旬の天ぷらに添える山菜などは
高ぶった心気を安定させる働きがあります。
味付けはできるだけシンプルに
素材の味を活かした薄味を意識することで
体の中から調和が生まれていきます。
「火」の性質をより深く見つめてみると
非常に興味深い事実に気づかされます。
激しく燃え盛る炎であっても
その最も中心にある芯の部分は
黒く暗い「陰」を含んでいます。
どれほど明るく温かい人柄であっても
私たちの内面には必ず
「影(シャドウ)」の部分が存在する
ということです。
この時期に心がざわざわとしたり
自分の中のドロッとした感情や
見たくないブラックな一面に出会ったりした時は
決してそれを否定する必要はありません。
むしろ、その影の存在を認め
優しく受け入れてあげること(統合のプロセス)こそが
あなたの個々の力と本来の輝きを
ますます発揮させる鍵となります。
自分の中に封印してきたインナーチャイルドや
シャドウの声を拾い集め
陽の光を当ててあげる良き機会として
この夏至のエネルギーを味方に付けていきましょう。
心が波立つと感じたら
まずは静かに深呼吸をしてみてください。
あなたが健やかで、豊かな転換期を
迎えられますよう、お祈りしています★