顎関節、あご。
英語ではTMJ (temporomandibular joint)
こんな小さな、ふだん関節とも思っていないようなこの関節は、実は、首の痛みや頭痛と関連しています。
下顎は、側頭骨からぶらーんとぶら下がっている形になっていますから、首が歪めば顎も歪みます。
顎が歪めば咀嚼するための筋肉に歪みが出ますから、当然、顔や頭に緊張が起こり、頭痛が起こるわけです。
多次元キネシオロジーでは、顎関節が歪むと、霊がつきやすくなると言われています![]()
顎関節が歪んでいる状態では、上記のように、頭、顔、首などいろんな箇所に痛みが出るわけで、ある意味、なるほどと思ったりもします。
私自身、先日寝てる間に寒かったせいか、かたーく顎を噛み締めて寝ていたことがあって、、
目が覚めたら、頭の奥の方に鈍痛があって、しつこく治らずに次の日もまた頭痛がしていました。
私は普段は頭痛はないので、2日も続いてちょっと心配になりました。
でも、顎を噛み締めていたことを思い出して、咀嚼筋、咬筋などの筋肉をごりごり揉んだら、ふわっと頭痛がなくなりました。
あまりに効果が出たので我ながら驚いて、それ以来、頭痛を訴えてくる患者さんは、必ず顎もみるようにしています。
さて、先日治療した49歳の男性。
もういい年のはずなのに笑、小柄で、なんだか少年のような印象。
聞いたら、元アル中患者で、何年にも渡って不摂生をして、自暴自棄な生活をしていたのだそう。
でも、10年前くらいに足を洗って、アルコールにも手をつけず、教会に通って、さらにメンタルヘルスの看護師の資格を取るために大学に通い、病院で看護師のアシスタントとして仕事をしているのだそうです。
なかなか厳しい人生を経てきたのに、目的意識があるので、目がキラキラ輝いていました![]()
が〜。
せっかく意欲があるのに、毎日毎日、頭痛、首の痛み、肩こりで、モチベーションも下がり気味だとのこと。
去年の今頃2回だけ来て、すぐに良くならないからと諦めた彼ですが、1年経っても良くならないどころか酷くなっている、ここで一念発起して、なんとか治してしまいたい!
という強い決意でまた私のところにやってきました。
彼の背中も腰もガッチガチなのですが笑
なんと言っても首がすごい。
頚椎2番、3番が、がちっとハマってしまって動かない。
その周りの筋肉も、あまりに長いことこの2つの頚椎が動いてないので、固まってしまっている。。。
という状態でした。
この2番、3番、なんとか動かないかなあといろいろ模索する中で、顎も見てみようと顔に触れてみてびっくり。
顎関節がずれて歪んでいるだけじゃなくて、下顎骨自体も、骨の中に歪みのエネルギーが溜まっているのです。
顔の骨も。。歪んでいるというかなんというか。
喧嘩でもしたのかな?
大きな衝撃が加えられた、という印象。
でもそれだけじゃなくて、なんとも言えないいや〜なエネルギーが溜まっている感じで笑
普段クラニアルオステオパシーとか言って顎に施すテクニックって、触るか触らないかくらいの圧で治療するんですけど。。。
彼の顎にはそれじゃ足りない感じで、そりゃもう顎を掴んで引っ張るというか、頭から体から持ちあがっちゃうくらいの力で、ぐいぐい引っ張りましたよ。笑
痛いかな?と思ったのですが、彼は、なんかこのくらいの力が必要だ!っていうのは体が知ってたという感覚で。
何があったの、この顎??
って聞いてびっくり。
なんと、19歳の時に喧嘩で、顔というか頭部を足蹴にされたのだそうです。
歩道のヘリに顔を打ち付け、顎を踏まれて、顔を蹴られて、あちこち骨折もして。
もう聞いてるだけで、ひえー
と震え上がりそうでした。
いや〜〜あの嫌な感じのエネルギーは、確かに理由があってそう感じたものなのね!
と、なかなかにショックでありました。
本当にさ〜、暴力はいけないよ。。。
人間の体ってどんなにデリケートか知ってるのかな??
転んだりどこか打ち付けたりした衝撃でも、体は何年も記憶しているのに。。。
こうやって人に暴力を振るったりして、本当にそんなことしちゃいけないよ。。。と悲しくなりました。
さて、実はですね。
顎を力いっぱい引っ張ったら、なんと首が少し緩んだんですよ。
先週はそこで時間切れ。
その後どうしたかな?と思っていたら、今日テキストメッセージが来て、治療の後何年かぶりに、2日間頭痛がなかったそうです。今回はたった2日だったけど、希望が持てた!とのこと。
明日また治療なんですが、今度は何が出ることでしょうかね。
というわけで。。
頭痛がしつこく続くときは、ぜひ、顎関節のセルフケアもしてみてください。
いわゆる顎の「えら」の部分。特に、耳たぶの影や、その下の角になってる部分を、ちょっと痛いくらいの力で揉むといいと思います。
あとは、いわゆる頬骨と言われている部分。頬骨の下のくぼみになっているところを、骨の形にそって、これまた痛いくらいの力で揉んでみてください。
右と左で比べてみると、問題のある側の方が、同じ力でも痛いはず。
この痛みが、10/10 から8/10になるくらいまで、揉みます。
そんなに時間はかからないはずです!
私の日本の歯医者さん曰く、歯軋りや食いしばりは、ストレスに対する体の自然な反応だそう。
顎を食いしばってストレスを発散することで、心臓発作とか胃炎とかみたいに、ストレスが体の内部を攻撃しないようにしているのだそうです。
ある意味、体の防衛本能なのだそうで、どんな人でも、特にストレスが多い時期は、歯を食いしばって眠っているそうです。
と、いうわけで、ぜひ、歯ぎしりの自覚がある人も、そうでない人も、頭痛がしつこく続いてる時は、顎を見てみる潮時かもしれません、
試してみてくださいねー!