昨年慌ててロンドンから日本に帰国した時は、まさかそこからこんなにも長い間渡英できないことなど予想できずに、部屋に荷物を置いたまま帰国してきました。
ここでは、先にお話を進める前に、大学での住宅事情についてまずご説明いたします。
ロンドン内の大学の場合、大学提携の寮に入寮できるのは1年生のみなので、2年生になると自分で外で住居を探さなければなりません。(ちなみに、オックスブリッジの場合は在学中はずっとcollegeの寮に入れます。学年ごとに部屋替えはありますが。)
我が家は途中で引っ越しをするのが嫌だったので、初めから学生会館(student accomodationまたはstudent residenceとか言います)に入居しました。
大学提携の寮に比べても特に高いということもないし、むしろ、一つのキッチン当たりの使用人数が少なかったり、コインランドリーの数が多く、サービスがいいように思います。
お友達の寮では30人で一つのキッチンをシェアするところもあるようですが、娘の学生会館では5~10人で3つのコンロ、2つの冷蔵庫、1つのオーブン、2つの電子レンジのある一つのキッチンをシェアします。
日本でいう下宿のように自分で外でお部屋を借りたり、その部屋をお友達とシェアルームしたりする人もいます。
初めから2人以上でシェアできる大きなお部屋を探す場合もあれば、借りてから食堂の掲示板などで「ルームメイト募集」(roommate wanted)
と張り紙して探す人もいます。
しかし、学生会館や寮では、
届いた荷物も預かってくれるし(イギリスでは基本的に置き配はせず、再配達も場合により有料だったりするので、荷物受取時は必ず在宅しなければなりません。もしくはアマゾンで買い物し、アマゾンロッカーで受取を選択します)
定期的に消防施設点検もしてくれるし、(盗難もありうるので、嫌がる人もいるが)
配水管が詰まったり、設備が壊れたら直してくれる(自分でアパートを借りると、大家にもよりますが、基本的にはこれらはすべて自分で手配です。)
などのメリットもあるため、学生、特に留学生はやはり学生会館がおすすめです。
しかもいろいろな大学の学生たちが入るので、お友達の輪が広がります。
学生限定ですので、騒いでも怒る人もいませんし、
ゲートにはいつもスタッフがいるので、セキュリティもばっちりで安心です。
ここでお話を戻しますが、
昨年あわただしく帰国した時は3月ごろだったこともあり、もうそろそろ年度末ということで、学校提携の寮に住んでいるお友達の荷物を預かりました。2年生に上がっても同じ部屋に住めるようにすでに押さえていたからです。
でも、いつまでたっても帰国できず、
大学からは「卒業までオンライン決定」と通達が来ました。
しかも、学生会館から「対面授業がない場合、渡英ができない場合、家賃を入寮日まで免除する」と言われたのですが、
娘の場合は部屋に荷物があるため、それが適応できず、ずっと高い家賃を支払っていました。(涙)
おまけに、住人が長いこと帰れないからと、盗難が横行している、という噂を聞いたので、
もういてもたってもいられなくなってしまいました。
部屋からその荷物を出して、何とか交渉して家賃を免除してもらおうかと思い、2,3度にわたって渡英を試みましたが、、
いずれもタイミングが悪く、第2波や変異種などで問題が持ち上がった頃だったので、出発日直前でフライトがキャンセルになってばかりで、行けずじまいでした。
しかも、4月からは私が転職で会社に入職するため、4月を超えると娘と一緒に渡英できなくなる。でも、荷物が多くて、一人ですべてやらせるのは心配。などと考えて悩んでいたところ、
な、な、なんと 救世主 が現れました。
私の親戚の高校の時の同級生の同級生に(遠い!!)
ロンドン在住で、運送会社の経営者と親しい方がいて、
その方が渡英できなくなり、寮に荷物を残してきたt留学性たちの部屋の片づけのお手伝いをしているというのです。
台湾人なのですが、日本語も英語もできるので困りません。
なんてラッキーなのでしょう。
早速お願いして、鍵を送り、
①寮のレセプションに「いついつ、だれだれが私の部屋に片づけに行きますので、通してあげてください。」とメールを送りました。
②そして、あらかじめsnowlという運送会社に配達(shipping)の申し込みと梱包資材(wrapping materials)の請求を行いました。
この時、ヤマト便も利用できるのですが、ヤマト便は発送前日までにパッキングしてinvoiceを店までメールしなければなりませんので、二度手間になります。でも、日本人としてはヤマト便が利用しやすいので、希望すれば、それでも対応してくれるとは言っていました。
③そして、その方が部屋に入ってお片付けする日時をお約束して、
実際スカイプやlineでつながりながら、お部屋でいるものといらないもの等をより分けて、梱包しているのを確認します。
(その方が部屋に入るときは、まずレセプションで身分証明書を出して、メールに記載の名前などの情報と合致するか、チェックされます。)
④そして実際に発送する箱数を再度websiteで予約して運賃を支払います。
⑤運送業者が取りに来てくれます。
⑥部屋を清掃して、鍵を学生会館に返還し、残り期間の家賃の値段交渉をしてくれました。
実際どこまで値段交渉できるかは非常に難しいものがありますが、
最善を尽くしてくださる方が現地にいると、すごく心強いです。
以上が一通りの流れになります。
日本人でも例えばロコタビなどのサイトでそういうサービスを見つけることができるかもしれませんが、
今のところ、まだ聞いたことがありません。
もし、お困りの方がいらっしゃいましたら、このsnowlのサイトで一度問い合わせてみても良いと思います。