久しぶりのブログです。

 

というのは、最近、仕事、家事、大学リサーチ、渡英しての大学見学に加えて、イギリスのAlevelの数学の勉強をしているからです。

 

今日はイギリスの数学のレベルはどうなの?という話を書きたいと思います。

 

よく知恵袋の質問で「イギリスの高校の数学のレベルは日本の高校と比べてどうですか?」という質問を見かけます。

それに対する答えは様々ですが、概して日本の方が難しいと書かれていたりします。

また、イギリスの数学のレベルの低さを強調した記事もよく見かけます。

 

でも本当にそうなのでしょうか?

それならなぜみんな留学するのでしょうか?

数学が強いと言われるインドや中国や香港から大量に留学に行っているのはなぜ?

 

英語が公用語のインドや香港からすると留学のメリットは全くないことになりますね。

しかも学力が低いならどうしてイギリスの大学は軒並みランキングが高く、リサーチのレベルが高いのでしょうか?

 

ほかに言いたいことはたくさんありますが、ここでは数学のレベルに絞って、結論から先に書きますと、

 

イギリスの高校の数学のレベルは高いです。

難しいですね。

日本の高校の数学では太刀打ちできません。

日本の理工系の大学の範囲が高一から入ってきます。

 

ただシステムが複雑でみんながみんなすべての数学を履修しないといけないこともないし、そもそも普段にテストで成績が悪いと、落とされ、試験も受けさせてもらえません。

いい成績が取れる可能性のある子のみ授業を受けさせてもらえるのです。

 

日本でも数学苦手な子は数3をせず、文系数学で止まるのと似ているかな?

 

しかし、どの大学も数学をとても重要視するので、気軽に落としてしまうと行ける大学が限られてきます。

 

では、どんな問題があり、どう勉強すれば良いか書いてみたいと思います。

 

 

 

その前に、まずはどうして子供と一緒に数学を勉強することになったかといういきさつから。

 

イギリスの学年末試験は例年5月にあります。

GCSEやAlevelも5月です。

この試験の制度がコロコロ変わり、ASのテストがあったりなかったりしますが、

あったらあったでそれが入試に使われるし、なかったらなかったで期末試験の結果で予想グレードが出されるので、いずれにしても気が抜けません。

そして、それに向けて普段から日本に劣らず小テストや模試などがあります。

 

その小テストや模試などで、いつもなら数学の得意な娘が、分からないー。と泣いて来たので、他の記事でイギリスの数学のレベルは低いと信じていた私は、

なんで〜、日本より簡単なのに。じゃあ、日本の問題集で勉強するか帰国時に塾に行こうか。と、イギリスの教科書を見もせずに簡単に考えていました。

でも試験問題を見せてもらったら、本当になんのこっちゃ分からないと思いました。

(名誉のために言っておきますが、私は高校の時駿台模試で数学で満点とったことがあるし、国立の医学部在学中はそれなりに一生懸命勉強もしました。)

そんな私が見ても見たことのないものがズラーッと並んでいたのです。

でも、高校生のものです。大人の私は負けてられないと思い、それで娘と一緒に勉強を始めたのです。

 

注))医学部では数学と物理より生物と化学を勉強しますので、これらは日本では理工学系の学部では普通に勉強すると思います。

 

 

では、どんな問題が出るかというと

指数対数の微積分      ln  e.   自然対数

Parametric 

Matrix(行列)  3×3逆行列作ったり

ベクトルを行列で計算したり、

Hyperbolic function.          sinhx coshx tanhx sechx cosechx を e ^2 で表したり微分積分したりします。

数列の微積分、テイラー展開、マクラーレン展開

複素数曲線

統計では 標準偏差、正規分布、pmcc,ポワソン、検定

 

などなど

これらは日本の数3でも出て来ません。

 

ではどうやって勉強するかというと、

日本の高校参考書は役に立ちません。

本では大学の教科書は難解で値段も高いですので、

 

今の時代、やっぱりGoogle様ですね。

 

おススメ動画

examsolutions .net

Michel van biezen

 

そして王道、、、教科書!!

 

イギリスの教科書は結構分かりやすいです。

 

おススメ教科書

イギリスは色々なexam board があり、微妙に試験内容範囲が違いますが、どのボードにしてもまずは理解して基礎固めが大切なのは同じですので、もし今の教科書が使いにくけレベル他のボードの教科書を覗いてみるのも手です。

GCSEの時はCGP booksのedexcelが良かったが

alevelではPearson のedexcelがおススメです。(例:fp3のISBN:9780435519223)

統計はAlan grahamのmei のs1 3rd edition (ISBN:  978-0340813997)

が良いです。

英語が苦手な人も分かりやすく読めると思います。

 

ちなみに数学はOCR MEIが一番難しいボードだと言われています。

 

 

長々と書きましたが、留学中の高校生たち、今から留学準備に入る学生たちの参考に少しでもなれれば嬉しいです。