なにを、どんなふうに悲しむか。

 

そんなところにひととなりを強く感じてしまいます。


 




笑ったり、喜んだりがそのひとの原動力だとしたら

悲しみや寂しさってそのひとを形づくる輪郭のように思えて。

 


やわらかかったり、冷たかったり、鋭かったり。

 

 

 


今朝、電源を入れたら愛用のパソコンの画面が割れていました。

 

イヤホンを挟んだまま持ち上げたときに

液晶にヒビが入ってしまったようです。

 

 

黒くなってしまった左側三分の一。

 

 

作動は問題なので使えていますが

割れたディスプレイが傷口のように見えて心が痛みます。

 

 

 

パソコンでばかり仕事をしているので

もちろん動かなくなってしまったらという心配もありますが

 

痛い思いをさせてしまってごめんねって涙が出てきました。

 



 

はじめて自分で買ったパソコン。


白い本体にピンクのキーボードカバーがとてもお気に入りだった。

 

 


いまとなってはノートとはいえ重すぎて持ち歩けなくて

液晶も画質は結構ガサガサで。

 


楽しいことも苦しいことも一緒に乗り越えてきた

頼もしい相棒でした。

 

 

まだ動いてるんですけどね。

 

 



 

 

はじめは修理をしようかと思ったんですけど

見積もりを取ったら結構なお値段で。

 

 

それでも気に入ってるのでいいかなと考えましたが

10日くらい預けなくちゃいけないのがネックで迷いまして。

 


詳しい友達に相談したところ

「新しいのを買ったほうがいいよ。」とのことだったので

電気街に探しに行くことにしました。

 

 

 

そちらとの引き継ぎなどが終わったら

いつか直してあげたいなと思ってしまいます。

 

重くて持ち運べないノートパソコンに

価値なんてないのになあ。

 

 

 

愛着って不思議ですね。

 

いとおしくて、わずらわしくて

めんどくさくて、かわしらしい。

 

 

 

容量いっぱい近くまで詰め込んでいるのは

ただのデータじゃなくて想いなんですね。

 

 

ひび割れた液晶にそっと触れてみると

音もなくできた傷は少しだけ波紋のように動くだけでした。