<今日の和の色> 


胡桃染め


胡桃染め (くるみぞめ)というのは、奈良時代から写経の折の染紙に使われていたようです。


だけど・・・?ちょっときれいすぎるように思うんだけど・・・。

昔にこんなきれいな色を出す技術があったの?


というのは、これをつくるには胡桃の木の皮とか実の殻とかを煎じて作ったようなのです。

自然のものはその時々で違った顔を見せてくれるとはいうものの きれいすぎない?

と思って、ちょっと調べてみました。


すると 楽しい記事がヒットしましたよ。


くるみの庭をつくろうブログで実際に染めたものを紹介しておられます。

同じ染液の中に漬けて染めても こんなに違うんですね。

まずはオーガニックコットンのシャツ



次にシルクの糸




麻のバックは、もともとの色が一番右側。

それから順に濃くしていかれたものだそうです。



ほかにもたくさん載せておられます。

チェックしてみてください ⇒ ♪♪


もとの染材はこのくるみ・・・・・



いにしえの奈良の都でも、こうして色を使って紙や布を染めていたんですね。

染めるものによって色の違いはあるけれど、グレーッシュなこのうすい紫色が胡桃染めの色です。


源氏物語では、光源氏が明石の君に宛てた手紙を書くのに使った和紙の色ということになっています。

紫式部がこの色を選んだ気持ちなって、すこし味わってみてはいかがでしょうか?




【和の色】 もえぎ色

       さくらいろともも色



虹色和香


色インストラクター  藤田たかえ