こんにちは、ライト姉妹のにこです。
1998年。
この年を境に、日本の透析患者の「病気」が変わりました。
それまでは、IgA腎症などの体質的な腎臓病が主流でした。
私の小学校の同級生にも体育をいつも休む、腎臓病の子がいた。生まれつき、だったんですね。
でも1998年以降、透析の原因第1位は糖尿病性腎症になった。
現在、透析患者が何人いるか知ってますか?
透析患者、34万人超え
2022年のデータでは、は
34万7,474人。
この数字、年々増え続けています。
その約4割が糖尿病性腎症。
たった25年で、何が起きたのか?
なぜか?
糖尿病が爆発的に増えたから。
1998年前後に何が起きたか?
- 自動販売機の全国展開
- コンビニの24時間営業
- 食生活の欧米化
- 車社会(運動不足)
- 24時間社会(ストレス増加)
いつでも、どこでも、甘いものが買える。
そして、動かなくなった。
安くて早くて手軽に食べれる炭水化物の増加と依存症。
そのうえ、日本の食育は六割の主食=ご飯をすすめる。
間でも食べるのに。
全体見てる?
「先生、喉が渇くんです」
糖尿病の患者さんが、自動販売機を見つけるとジュースを買う。
「体が欲してるんです」
でもこれ、体の声じゃない。病気の声。血糖が急に上がり下がりする、そのたびに空腹感を覚え気分もアップダウンする。
低血糖での不安感てかなりの強さです。体が飢餓状態を発してくるので。
特に液体の糖は吸収が異常に速い。血糖値が一気に跳ね上がり、毎日毎日、腎臓の血管を傷つけていく。
喉が渇く、頻尿、疲れやすい。
患者さんたちは、これが「普通」だと思ってる。
違う。それ、病気のサイン。
透析患者さんたちの現実
私が病棟で関わった透析患者さんたちは、いろんな不定愁訴を抱えていました。
常にイライラしている。
抑圧されているような雰囲気。
扱いづらい患者さんが、とても多かった。
そして*突然死も多かった。
なぜか?
血液を抜いて、また入れる。
この不自然さ。
血圧は上がり下がりする。
電解質のバランスは常に乱れまくる。
本来、腎臓が24時間かけて調整しているものを、週3回、数時間で無理やり調整する。
体にとって、どれだけ負担か。
腎臓が尿を作らなくなる。
膀胱として出ない。
だから透析で水分を「引く」。
でも患者さんたちの中には、前日までに水分制限より多く取る人が多かった。
「どうせ明日引くから、まあええか」
この怖さ
自分の体がどれだけ悲鳴を上げているか、全く分かっていない。
透析でリセットされるから、何をしてもいいと思っている。
病気を重ねた果てなのに、まるでわかっちゃいない。
体は、悲鳴を上げ続けている。
血圧の乱高下、電解質の乱れ、心臓への負担。
それが積み重なって、突然死ぬ。
一過性のレベルじゃない。
根本的に、なぜ自分が病気なのかを知らなさすぎ、他人事過ぎる。
透析にかかる医療費は高額です。
透析患者1人あたり、月額約40万円。年間で約500万円。
大丈夫です、高額医療で公費負担がありますから。
透析は、一生続く。
例えば:
- 50歳で透析開始
- 80歳まで生きたら30年間透析
- 500万円 × 30年 = 1億5,000万円
透析患者34万人 × 年間500万円 = 年間1兆7,000億円
医療費増大の氷山の一角。
しかも、透析患者と若年化、そして透析があっても人は長生きするようになる、両方が起きている。
若いうちから透析になれば、それだけ長く医療費がかかる。
2人に1人が癌になる時代。
医療費は増え続け、病気の人数も増え続けている。
何かが、ズレている。
薬・対処療法に頼りすぎている。
症状を抑えるだけで、根本は治っていない。
死を見ないことから、延命がおざなりになっている。
口から物も食べれもせず、寝たきりの植物状態で長生きの人たちを増やし続けている。
果たして、それは幸せなのか?
自分の体を知ること。
楽で早い方法に飛びつくんじゃなく、
死ぬまで付き合う自分の体を、大事にすること。
糖尿病性腎症は、防げる病気です。
生活を見直せば、防げる。
自分で選べる。
個人がどうよりも国が組織が教えてこなかった。
私は看護学生で解剖生理を知った時に、体の凄さを知って感動したんです。
なぜ学生の時に教えてくれなかったのかと思い。
その感動をそのままに皆さんにもお伝えしています。
次回予告
最終回、第⑤話は「心と体の距離」
自分のことを知らない人ほど、病気になる。身体が教えてくるから。
自分と、仲良くなろう。
ライト姉妹・にこ
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