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ライト兄弟ならぬライト姉妹!?
スピリチュアルで空を飛ぶ✈️
リアル三姉妹による
ライト姉妹のFLY AWAY日記
目指せ!
のんびり金持ちかあさん♪
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の続き
姉妹の母ア○ミは大雑把である。
いや大雑把を通り越して、無謀と言っても良い。
家事が嫌いで、料理をほとんどしなかった話はさんざん書いた。
自分はお酒が好きなので、ほとんど食べない。
キムチと大好きな魚介類が少しあれば満足だ。
そんなア○ミだが、とにかく食べ物を捨てるのが嫌いで、多少悪くなっていても食べるし、仔馬たちにも食べさせる。
このもったいない精神は祖母譲りなのだが、酸っぱいを通り越してだいぶヤバイ臭いがしているキムチ、黄色くなって変な臭いがするご飯、酸っぱくなった味噌汁などを、
「まだ行ける!」
と言って仔馬たちに無理やり食べさせた。

これは本当に苦痛だった。
捨てるのがもったいないのは分かるとして、腐る前に出してくれれば良いのだ。
冷蔵庫の中身なんか全然把握していないから、同じものを何回も買ってくるし、古いものがあるのに新しいものを先に出したりする。
ア○ミの管理不足のせいで、仔馬たちは腐る寸前のものをしょっちゅう食べる羽目になった。
仔馬がどうしても食べないものは、
「これぐらい全然いけるやん、あんたら貴族やなぁ。」
と言いながらア○ミが全部食べた。
ちなみに、父は古いものは絶対に食べなかった。
前日のご飯すら拒否して、炊き立てご飯しか絶対に食べなかった。
父こそ貴族だ。

それくらいなら大事に至らなかったが、当然お腹を壊すことも何度もあった。
ある夏、家族みんなでフェリーに乗って小豆島旅行に行った。
フェリーの中ではバイキング形式で、いろんなものが食べられた。
魚介類が大好きなア○ミは、ビール片手に珍味を食べていたが、その中にタコの酢味噌和えがあった。
ア○ミ、タコも大好きだ。
しかし、その酢味噌和えは明らかに傷んでいた・・・

そんなの、乗務員さんに突き返せばいいのだ。
新しいものを貰えばよい。
それなのに、勿体ないと言って、ア○ミは全部食べた。
その夜、ゲェゲェ吐きながら、真っ青な顔でのたうちまわるア○ミ・・・

せっかくの旅行なのに、台無し。
しかし一日経つとケロッとして、
「タコは怖いな。」
と言っていた。
無謀すぎる

またある日、栗が大好きな姉妹のために、ア○ミは生の栗をたくさん買ってきた。

焼き栗は高かったからだと思う。
蒸したり焼いたり、ア○ミはそんな面倒なことはしないのだ。
すべて電子レンジに突っ込んだ。
何分か経ち、もういいだろう、と試しにひとつ味見をしようとした。
そこがア○ミ。
熱々の栗の殻を剥こうとして、そのまま歯でかじりついた。
その瞬間、
「パーーーン


」

栗が弾け、ア○ミの絶叫が響き渡った…
仔馬たちが心配してのぞき込むが、ア○ミは絶対に口元を見せない。
それから1か月近くの間、ア○ミはマスクを付けて過ごし、
「あんたら、ショック受けるから・・・」
と言って、絶対に一度もその口元を仔馬たちに見せなかった。
どんな様子になっていたのか、想像するだけで恐ろしい。。。
その頃は、現在のようにマスクをしている人は当たり前じゃなかった。
花粉症だってそんなに聞いたことがない頃だった。
そんな中、常にマスクをしている母は、テレビで見た口裂け女のようだ、と幼いイチコは恐ろしく思ったのだった。

大人になって思うが、熱々の栗を口に持って行けば、ある程度どうなるか予測できなかったのだろうか。
ア○ミ、無謀すぎる。。。

57 に続く
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