アレンジメント未経験の学生が花で被災者を癒した話 | 広島で27年の講師経験とオランダの国際ライセンスの知識を基に初心者さんでもプロ並みの作品が作れるフラワーアレンジメント教室
花の力と若者の力
フラワーアレンジメント講師の
藤友エリーです
ご訪問ありがとうございます 
※今年、2019年台風19号の
被害を見て以前投稿した記事を
編集して再投稿しました
花は生きるために
必要なものではない…けれど
生きていく上で必要な物は?
と聞かれると…まずは
【衣 食 住】
と答えますよね
残念ながら
花はその中に入っていません
そりゃそうです…お花眺めても
お腹は膨らみませんしね
花は
「生きていくために必要なもの」
ではありません
でも
2013年の夏に
ステキな若者たちに出会い
教えられたことがありました
2011年のあの東日本大震災から
2年半経っていた頃です
ある大学の方から問い合わせが
あったのです
うちの学生が
「仙台に行ってアレンジメントを
教えたい」
と言っているのでその学生と
会ってやってくれませんか?
みたいな…
始めは意味がよく分からなくて
「???」…だったのですが
よく聞いてみると
どうやらその学生は仙台の
仮設住宅に行って
ボランティアがしたい…と思い
何をすればいいかと考えた時に
仮設住宅の人たちに
フラワーアレンジメントの
一日教室を開きたい
って思いついたそうなんです

しかもそれ言ったのが
男子学生なのだそうです
もう腰が抜ける程びっくりして
嬉しくて…

で 、その学生さんはアレンジメントを
習った事があるのかと聞いたら…
フラワーアレンジメントは
今まで1度も
経験したことがない!!
…と

も1度 腰…抜かしました

花を習ったことがない人が
アレンジメントを教える
凄い課題です

全くの素人さんがアレンジメントを
教えに行くのです
道具は全部広島から持って行く
と言うのでかさばる物は使えない…
色々考えて
夏なのですだれに試験管を何本か
引っ掛けて、その試験官に花を挿す
だけならできるかな…
と思い、まずは
予行演習をする事にしました
なにせ学生さんたちは
フラワーアレンジメントは
1度も習ったことない!
のだから…

予算の都合もあるので
材料は100均で買い求め
それを大学に持って行き
学生さん自らアレンジしてもらいます
これがその小さな試験管
フラワーアレンジメント用の資材です

すだれの好きな位置に試験官を
引っ掛け、その中に花を挿すだけ!

ですが…
このミニすだれを立たせることが
実は大変!
…なので小細工を施しています
据え置き型と、壁飾り型の
2通りのタイプから
選べるようにしました
彼らは予行演習のあと
全部分解して 荷造りして
現地でお花を買い付け
仮設住宅の中の会場に
向かいました
結果は大盛況だったそうです

右はプロジェクトの女子学生さん
丁寧に対応されているのがわかります
左に座っている彼が
このプロジェクトを思いついた
リーダー
真ん中の彼もプロジェクトの学生さん
デザインのチェックを
してくれているのかな…
最後は水差しで水を注入して
完成ですね
(後から気が付いたのですが、作品の写真を
一枚も貰ってない…のです
)
そしてとっても残念なのが
被災者の方々の笑顔を
ここで載せることができないってこと
皆さますごーくステキな笑顔を
されているのですよ
学生さんたちが
生花にこだわったことの意味が
この笑顔にあるのです
生きている花には人々を癒す
不思議な力があるからです
今更ですが、皆さまの笑顔を見て
そんなことを改めて感じました
いまどきの若い子って…
いつの時代も
今時の若い子は

なんて言いますよね…
褒め言葉ではありません
私が若い頃も言われました
(今 、私も時々言います…
)
この言葉は永遠に
言い続けられるのでしょうね
でもね…
今時の若い子は…
素敵な子も
いっぱいいるよ!
って伝えたい
花は私たちが生きていく上で
必要のないものです…
けれど
花が存在しているのには
意味がある
のです…
花でお腹は満たされないけれど
慣れない仮設住宅の生活で
乾いた心を
少しでも潤すことができるかも…
若い彼らは震災を通してそんなことを
思ってくれたのかな…
フラワーアレンジメント
という手段を使って…

2019年10月…
また甚大な災害が起こり
苦しんでいる方が
大勢いらっしゃいます
が、それは…
明日は我が身
他人事ではないのです
災害はいつどこで起こるか分からない
でも、人は人によって助けられ
力を分けあい生きていける生き物
読者の皆さまの知らないところに
こんなにステキな若者たちがいた…
そんなことを知ってほしくて
ここに綴りました
被災された方々が安穏に暮らせる日が
早く訪れますように…
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