受験の日に
生理が被らないようにしたい!
といって
外来を受診される高校生が
チラホラいらっしゃいます
「おお
誰に勧められたの?
友達?お母さん?」
聞いてみると
なんと
「塾の先生が教えてくれた」
おおすごい
スポーツの世界よりも
受験の世界で
ピルの知識が先に浸透しそうなんだ!
と
ちょっと感動してしまいました
さて
短期的に月経を
ずらす方法としては
中用量ピル
が一般的に使用されます
月経予定日の
5日前から中用量ピルを内服する
という方法ですが
中用量ピルって
結構吐き気が
強かったりするので
いざ内服しても
折角の大事な日に
月経は来なくても
吐き気が・・
なんて事にも
なりかねません
しかも
1クール早めに
生理を調節しても
受験日は
1日だけではなくて
毎週入試!
なんてパターンも多く
中々調整が難しいです
そこで
12月のこの時期から
受験生女子に勧めたい方法が
低用量ピルの
連続内服方法
です
概要を説明すると
低用量ピルの
実薬を連続で内服し続けて
受験シーズンに
一切生理を起こさせない方法
です
保険適応外の
ピルについては
マーベロン
という1相性ピル
月経困難症の方は
ヤーズフレックス
という保険適応されたピル
が使用できます
注)ヤーズフレックスは
4ヶ月おきの休薬が必要です
連続内服方法について説明すると
大概
「え?
大丈夫なんですか?」
という質問を受けますが
大丈夫なんです
世界では
月経は
我慢するもの
闘うもの
ではなくて
コントロールするもの
という考え方が常識
なのです
世界トップアスリートが集う
オリンピックなどでも
女子選手の低用量ピル使用率は
他の先進国が60%以上
対して
日本はまだ4%程度
もしかしたら
先述の通り、
受験の世界から
浸透するかもしれません
さて
なぜ12月からの
内服開始を
勧めているかというと
ピルが自分に
合っているかどうかを確認
ピルに体を慣らす
2つの理由
低用量ピルでは
約3割で吐き気が出現するし
頭痛や胸の張りなどの
マイナートラブルもあり
個人差が結構強いです
受験本番シーズンの前に
副作用の出方を確認することが
重要なのです
また
それらのトラブルの多くは
2.3シート目で軽減するため
いわば体に慣らす意味で
早めの使用を勧めます
ちなみに
本当はもっと早い時期に
始めた方がピルに慣れると思うので
現在2年生で
次の受験勉強を考えている人
月経困難・過多月経・PMS
月経関連の悩みを抱えている人
は早めに一度産婦人科受診を検討して下さいね
何年間も一生懸命勉強して
いざ本番の日に
月経で実力を発揮できないなんて
非常に勿体無いですからね!
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