経過中に著しい倦怠感が診られること
このブログでは慢性倦怠感の記事を時々アップしている(線維筋痛症、慢性疲労症候群、疼痛性障害のテーマ)。
漠然とした倦怠感はとりわけ特異性はなく、いろいろな疾患で診られる。うつ病では倦怠感も伴うが、真の症状は身体的なものではなく、精神の部分が大きい。
しばらく継続する倦怠感は、内科に受診し血液検査など精査し何も異常所見がない時、心療内科か精神科に行くように勧められることが多いようである。疼痛がある場合は内科で線維筋痛症と診断されることもある。
疼痛が伴わない数週間から数か月続く倦怠感は、診察する側からみると、ADHD的な所見がある人が多いように見える。
全てをそう解釈するのが正しいのか自信がないが、逆にADHDで何らかの精神症状を伴うような人たちは、人生の中で極めて消耗している期間が出現しうるのではないか?と考えている。
しかしそのような人も、不思議なことに、時間が経つとその倦怠感から回復することがほとんど全てである。
そのような経過から、あの持続的倦怠感は心と体のバランスを取っている期間ではないかと想像している。
きっと、あの期間はある種の治癒過程なんだと思う。