広汎性発達障害と非定型精神病の家族関係の相違 | kyupinの日記 気が向けば更新

広汎性発達障害と非定型精神病の家族関係の相違

過去ログに非定型精神病の人の家族は「親愛なる関係」のことが多いと記載している。興味のある人は以下の記事を参考にしてほしい。

 

 

この記事から抜粋。

 

その他、非定型精神病の家族は「親愛なる関係」であることが多い。非定型精神病の家族はお互いに仲がとても良い。家族同士の絆が強く情が厚いのである。これは不思議な特徴である。これは配偶者もそうで、非定型精神病の女性にはたいてい優しいご主人がついていることが多い。もちろん、非定型精神病の男性にも優しい献身的な女性がついている。これは双極性障害の人たちも同じような傾向があり、レビー小体型認知症、パーキンソン病の家族もそれがみられるので、これらは相互に関係が深いのかもしれない。

 

今日のタイトルは、「広汎性発達障害と非定型精神病の家族関係の相違」である。元々、この2つは全く違うと思うが、たまに広汎性発達障害の二次障害を非定型精神病と診断されることもあるようなので、相違点を記事としてアップすることにした。

 

また、非定型精神病の患者さんの病態は時に広汎性発達障害というより、ADHDに関係が深いように見えることもあり、その辺りにも言及したい。

 

そもそも非定型精神病の家族が、見かけ上、仲がとても良いように見えたとしても、それは主観的なものである。実際にそうかどうかわからないからである。そのようなこともあるので、僕は息子さんや娘さん、あるいはその配偶者に仲が良いかどうか聴いてみる。実際、是非聴いてみたいからである。たいてい、(家族は)とても仲が良いと言う返事がほとんど全てである。

 

一方、広汎性発達障害は、家族内に大きな断絶があることがある。例えば息子の○○が勘当されているとか、全く家に寄り付かないなどである。見かけ上、仲が良いように見えても、共依存の関係だったりする。

 

「毒親」と称される親は、広汎性発達障害ではありうるが、非定型精神病の家族には存在しないのである。

 

なぜなら、毒親が1人でもいたら、家族仲がこじれることがあっても円満になりようがないからである。むしろ家族の深い断絶の原因になっている。

 

なぜ毒親なる表現になるかと言えば、相手(息子や娘)の気持ちを推し量ることができず、思いやれないからである。これは広汎性発達障害の精神所見の1つでもある。

 

しばしば広汎性発達障害とADHDはハイブリッドになっており、元々純粋なADHDだけ存在する家族はあまりない。

 

しかし、家族内のADHDの中で、いずれの家族も広汎性発達障害的な要素が極めて少ない場合、家族関係は比較的円満なことはあっておかしくないと思う。ここが非定型精神病が時にADHD的に見えるケースだと考えている(私見)。

 

今日の記事は少し続きがある。