痛い目に合うとなんだか疲れる
今日は雑感というか、ゆるいエントリある。「ゆるい」は主観的なものを意味し、まとまりも悪く、詳しく調べてまでは記載していないため正確さもやや疑わしい。このブログはワードで書きアメブロエディタにコピペしている。そのため、MSゴシックがゴシックにならずアップル系のガジェット(iPhoneやipad)では明朝体で表示される。これはいつか読者の方が指摘していたが、確認できずにいた。
今春、iPhoneやipadminiを買い確かめると確かに明朝体で表示されている。一方、動物関係の記事はアメブロエディタで書くのでゴシックである。このような理由でこのブログは明朝体とゴシックが混在しているのである。自分でも変だと思うが、いずれなんとかしたい(本当か?)。個人的にゴシックの方がすっきりしている。今日はエディタにゆるくそのまま書いているのでゴシックである。
タイトルだが、痛い目に合うとは、例えば歯科で痛い治療を受けた際、治療後どっと疲れが出る体験から来ている。他、怪我などもそうだが、少なくとも、痛い瞬間、あるいはその後しばらくは疲れを感じないことの方が多い。これは交感神経の緊張状態がそうさせているのであろう。
かつて麻酔をケチり?局所麻酔で手術を受けたことがある。完全に意識がありとてつもなく痛かったが、局麻が効くにつれて痛みが和らいでいった。しかし痛みがゼロかというとそんなことはないのである。終了後、疲れがまとめて出た。
しかし、よく考えると全身麻酔で何も気づかないで終わるとこのタイプの疲労感が出ない。しかし麻酔が切れた後、痛みを感じるようになると疲労が出る。交感神経優位が少なからず関係していると思うが、麻酔薬の薬理作用(ある種の抗うつ効果)も緩和する方向に作用する。この流れをイラスト風に言えば、疼痛体験は何らかの疲労物質と関係しているようなのである。
話は変わるが、もうじき高校駅伝と都道府県対抗駅伝が行われる。高校駅伝の1区は男子は10km、女子は6kmと最長区間で競技場からスタートする。密集でスタートするのでしばしば転倒が起こる。転倒した選手はその後うまく走れないことの方が多い。あの程度の転倒でここまでのブレーキになるものなのか?と思うほどである。
あの現象には、1区を任された責任感から来るプレッシャーと「やっちまった」体験が少なからず悪影響を及ぼすこともあるが、転倒の物理的外傷も影響している。しかし彼ら、彼女らはそこまで痛くなさそうなのである。あれほどの緊張感で走るなら打撲の疼痛はさほど感じないであろう。痛みをさほど感じないのに消耗して走れないのは注意したい点だと思う。
精神科で「鎮静的な薬」と表現される薬がある。例えば古い抗精神病薬のコントミンや非定型抗精神病薬のセロクエルは代表的なものである。いかなる抗精神病薬も鎮静的要素はきっとあると思うが、近年の非定型抗精神病薬は鎮静が少ないことをメリットとする抗精神病薬が多い。例えば、エビリファイ、ロナセン、レキサルティなどである。エビリファイのみ、高用量で逆に鎮静的に作用する。
いわゆるMARTA(クロザリル、ジプレキサ、セロクエル、シクレスト)はその概念的な特性上、鎮静的薬物である。しかし、シクレストはMARTAの中では抗ヒスタミン作用が少ないので鎮静が少なく倦怠感も出にくいとされている。シクレストは翌日の持越しも少ないのである。
ここで出てくる「鎮静が少なく倦怠感も出にくい」は最初のパラグラフから考えると、相当に問題発言と思われる。一般に精神科臨床で「鎮静」=「倦怠感」ではないからである。
そもそも例えばリリカは慢性倦怠感に多少とも治療的であるが、同時に鎮静的な薬物でもある。リリカの主な副作用に「眠さ」があることもそれを示している。リリカは鎮静的かつ疼痛を緩和し倦怠感も改善する薬である。また鎮静的な薬で倦怠感が出る人がいるが、これはおそらく眠いから疲れが出ているのではない。鎮静、倦怠感は無関係ではないものの、同じラインに存在してはいない。
それに対し疼痛と倦怠感は同じラインに位置している。
今回の記事は、難しい疼痛性障害や慢性倦怠感の治療には発想力という視点で、ヒントになる考え方だと思う。
映像はNickelback の名曲 How You Remind Me。癒しがありなおかつ元気が出てくるような楽曲だと思う。内容的に大切な人を失った時の曲だが、偶然、アメリカの911事件とほぼ同時に発表された。心を打つ名曲で被害者家族のアンセム的楽曲となった。 なお、今回の記事とは関係がない。