ふっくらしているのに体重は減っている
ふっくらしてきているのに体重が減っていることがある。
ある日、ある女性患者さんがふっくらしているのに気付いた。外来婦長さんに聴くと「本当にそうですね」などという。実際に体重を測ってみた。
あれ?
2㎏減ってますね。
と言うことは、見かけはふっくらしているのに体重はむしろ減っていて、体重以外の要因でふっくらしているように見えたということになる。
ふっくらしているように見えるのは顔の輪郭が大きな要素だと思うが、おそらくそれ以外の例えば目の周囲の緊張や眼差しなどもそう見える要素になっているのである。
彼女はEPSが減少したことでふっくらして見えたのである。薬の調整の経過の流れでそ ういう風に変化したのでたぶんそうなんだと思う。
と言うことは、逆に表情が硬くEPS的にギクシャクした状況だと、ふっくらして見えにくいんだろう。
体重が減って、なおふっくらして見えるのは、薬物調整の理想だと思う。