エビリファイのジェネリックの薬価が著しく安価なこと
エビリファイのジェネリック(アリピプラゾール)が2017年6月発売予定という記事を以前アップしている。
エビリファイのジェネリックは「統合失調症」しか適応がなく、双極性障害にはレセプト上、適応がないことに注意したい。もちろん、レセプト的にはうつ病の補助薬としても処方できない。
エビリファイのジェネリックがが双極性障害に適応が認められ処方できるようになるのは、2025年とかずっと先になるようである。
アリピプラゾールは元々、新薬として特別な薬とされていたため、薬価に加算があり比較的高い薬価になっていた。ジェネリックになると、これらの加算がざっくり削除され基準値が下がることもあり、ジェネリックの薬価は先発品に比べ著しく安くなっている。
アリピプラゾール錠またはOD錠
3㎎ 28.4円(先発品 82.5円)
6㎎ 54円(156.7円)
12㎎ 102.6円(297.8円)
24㎎ 195円(566円)
アリピプラゾール内用液
3ml 106.7円(250.2円)
6ml 213.3円(500.4円)
12ml 426.6円(1000.8円)
と言った感じである。特に先発品の液剤はとても高価で、もし30mlで最高量使った場合、1日薬価が2500円と、1か月で75000円に達する精神科では驚異的な高額治療であった。実は自分は12㎎剤型の液剤は処方したことがない。1本1000円以上というのにビビッて使えなかったのである。元々貧乏性なので。
上のようにジェネリックは概ね半額以下、ものによると3分の1近い薬価に設定されている。
アリピプラゾールのジェネリックのOD錠は、エビリファイODと異なり、ザイディスライクな剤型ではなく、表面がハードタイプで分包できるのでかえって便利な面もあると思う。
問題は、もしアリピプラゾール1.5㎎などの少量を、例えばサインバルタやリフレックスとの併用で増強療法的に処方した場合、レセプト的に認められるのか?ということだと思う。(統合失調症でないのがバレバレ)。
これは個人的にローカルな面が出るのではないかと予想している。つまり、レセプトの査定が都道府県により異なるといった意味である。
一方、躁状態で24㎎OD錠などを使った場合、そこまで違和感がないと思われる。