広汎性発達障害の興奮に対するバルプロ酸Naシロップ
過去ログでバルプロ酸ナトリウムシロップの4ml包装の剤型を紹介している。(画像つき)
このブログでは薬は既発売のものは一般名ではなく商品名で紹介することが多い。普通、学術的なものは一般名で呼ばれることがほとんどなので、その点でこのブログは少し特殊だと思う。
これは読者の方がわかりやすいように配慮しているわけだが、ジェネリック全盛時代になるとそうとも言えない。方針を急に変えると混乱する人もいると思われるのでそのまま継続している。
以下、一般名の例を挙げると、(括弧内が商品名)
リスペリドン(リスパダール)
クエチアピン(セロクエル)
ハロペリドール(セレネース)
クロルプロマジン(コントミン)
バルプロ酸ナトリウム(デパケンRなど)
マプロチリン(ルジオミール)
ロラゼパム(ワイパックス)
ジェネリックはずっと以前は、製薬会社で適当に命名していたところがあり、例えばデパスのジェネリックはかなりの多くの名前がある。将来的にはどのメーカーのジェネリックも同じ一般名になり、その後に会社名を示す仕様になるように思われる。これはウインドウズに例えて言うなら、拡張子みたいなものである。
○○(アメル)
○○(日医工)
など。
拡張子とはファイル名の最後に付属しテキストファイルでは.txt、画像ファイルでは.jpgや.bmp、動画では.mpgや.aviとなる。
先発品デパケンRはシロップ剤はあるものの包装されたコンパクトな剤型がない。他の会社では4mlの包装製剤(200㎎相当)があり、これは屯用で服薬することができる。
自分の患者さんで、高機能自閉症やアスペルガー症候群と専門医に診断され、治療を続けている人がいる。
A型事業所などに通えていて、普段、薬を使わなくてもさほど問題がないものの、時にストレス時に興奮(かんしゃく)を起こし、どのように対処するか相談を受けることがある。(事業所の職員や家族、あるいは本人から)
これはさまざまな選択肢があるが、安易に用いられそうなもので、あまり良くないと思えるものにリスパダール液がある。使われる理由は効果的だからだと思う。
忍容性の低い患者さんは、頓服だとしてもすぐに副作用が目に見えるようになるため、自粛されると思う。特に長期的に使われるとジスキネジア、ジストニアなどの副作用は、発生率が低かったとしても重大だと思われる。
エビリファイ液は一考されるが、どの程度服薬すべきか難しい上、高価なのが難点である。少なくともエビリファイ液ないしエビリファイOD錠はリスパダールよりは余計なことをしない分、優れていると思うが、効果はリスパダールに及ばない可能性が高い。また、OD錠では液剤よりも高用量が必要かもしれない。
デパケンRの錠剤は毎日決まった量を使うならともかく、頓服だとインパクトが低すぎる。デパケンR錠は屯用では滅多に使われない薬だと思う。少なくとも自分はそういう指示をしたことがない。その理由はデパケンR錠は即効性がないからである。
しかし、これがバルプロ酸ナトリウムシロップだと話が違う。バルプロ酸ないしデパケンシロップは、過去ログで認知症の高齢者の興奮などに非常に便利だと記載している。
高機能自閉症やアルペルガー症候群に対するバルプロ酸ナトリウムシロップの頓服も基本的にはこれと同じである。
患者さんによると、まったりと落ち着けると言う。即効性も比較的あるような話を聴いた。バルプロ酸ナトリウムシロップは、服用できない人がずっと少ないことや錐体外路症状が出現しないのが良い。このメリットは非常に大きいと思う。
その理由は、エビリファイシロップは普段服用していない人に頓服で使うと、嘔気のため吐く人もある一定の確率でいると思うからである。その点で使い辛い。
これらのことから、普段、服薬していない人には、バルプロ酸ナトリウムシロップの4ml包装剤型は、利便性、効果、薬価のバランスがとれており優れていると思う。
参考
バルプロ酸ナトリウムのシロップ


このブログでは薬は既発売のものは一般名ではなく商品名で紹介することが多い。普通、学術的なものは一般名で呼ばれることがほとんどなので、その点でこのブログは少し特殊だと思う。
これは読者の方がわかりやすいように配慮しているわけだが、ジェネリック全盛時代になるとそうとも言えない。方針を急に変えると混乱する人もいると思われるのでそのまま継続している。
以下、一般名の例を挙げると、(括弧内が商品名)
リスペリドン(リスパダール)
クエチアピン(セロクエル)
ハロペリドール(セレネース)
クロルプロマジン(コントミン)
バルプロ酸ナトリウム(デパケンRなど)
マプロチリン(ルジオミール)
ロラゼパム(ワイパックス)
ジェネリックはずっと以前は、製薬会社で適当に命名していたところがあり、例えばデパスのジェネリックはかなりの多くの名前がある。将来的にはどのメーカーのジェネリックも同じ一般名になり、その後に会社名を示す仕様になるように思われる。これはウインドウズに例えて言うなら、拡張子みたいなものである。
○○(アメル)
○○(日医工)
など。
拡張子とはファイル名の最後に付属しテキストファイルでは.txt、画像ファイルでは.jpgや.bmp、動画では.mpgや.aviとなる。
先発品デパケンRはシロップ剤はあるものの包装されたコンパクトな剤型がない。他の会社では4mlの包装製剤(200㎎相当)があり、これは屯用で服薬することができる。
自分の患者さんで、高機能自閉症やアスペルガー症候群と専門医に診断され、治療を続けている人がいる。
A型事業所などに通えていて、普段、薬を使わなくてもさほど問題がないものの、時にストレス時に興奮(かんしゃく)を起こし、どのように対処するか相談を受けることがある。(事業所の職員や家族、あるいは本人から)
これはさまざまな選択肢があるが、安易に用いられそうなもので、あまり良くないと思えるものにリスパダール液がある。使われる理由は効果的だからだと思う。
忍容性の低い患者さんは、頓服だとしてもすぐに副作用が目に見えるようになるため、自粛されると思う。特に長期的に使われるとジスキネジア、ジストニアなどの副作用は、発生率が低かったとしても重大だと思われる。
エビリファイ液は一考されるが、どの程度服薬すべきか難しい上、高価なのが難点である。少なくともエビリファイ液ないしエビリファイOD錠はリスパダールよりは余計なことをしない分、優れていると思うが、効果はリスパダールに及ばない可能性が高い。また、OD錠では液剤よりも高用量が必要かもしれない。
デパケンRの錠剤は毎日決まった量を使うならともかく、頓服だとインパクトが低すぎる。デパケンR錠は屯用では滅多に使われない薬だと思う。少なくとも自分はそういう指示をしたことがない。その理由はデパケンR錠は即効性がないからである。
しかし、これがバルプロ酸ナトリウムシロップだと話が違う。バルプロ酸ないしデパケンシロップは、過去ログで認知症の高齢者の興奮などに非常に便利だと記載している。
高機能自閉症やアルペルガー症候群に対するバルプロ酸ナトリウムシロップの頓服も基本的にはこれと同じである。
患者さんによると、まったりと落ち着けると言う。即効性も比較的あるような話を聴いた。バルプロ酸ナトリウムシロップは、服用できない人がずっと少ないことや錐体外路症状が出現しないのが良い。このメリットは非常に大きいと思う。
その理由は、エビリファイシロップは普段服用していない人に頓服で使うと、嘔気のため吐く人もある一定の確率でいると思うからである。その点で使い辛い。
これらのことから、普段、服薬していない人には、バルプロ酸ナトリウムシロップの4ml包装剤型は、利便性、効果、薬価のバランスがとれており優れていると思う。
参考
バルプロ酸ナトリウムのシロップ

