リスペリドン0.5mg錠
リスパダールのジェネリックで0.5mg錠が発売されている。これはヤンセンの先発品にはない剤型で、一般の需要に応えた、会心の一撃だと思われる。うちの病院では他の剤型はすべてヤンセンだが、リスペリドンの0.5mgだけはジェネリックを採用している。これには理由があり、リスペリドンはどうしても0.2~0.3mgから減量できないか、あるいは完全に中止してしまうと長期的には不安を感じる人たちがいることによる。もちろん不安を感じるのは服用している本人ではなく、他ならぬ自分である。
リスペリドンの0.5mg錠は、半分に割ることにより0.25mgの処方が容易だ。過去ログでリスパダール0.2mgだけ細粒で処方している人を紹介している(参考)。この人によれば、細粒0.2mgはかなり少ない量だし、袋に残ってしまうような感じもして、飲んだ後の気分が良くないと言う。
こちらも処方箋で、
リスパダール 0.02
と書くのは良いとして、院外薬局の薬剤師がうっかり2mgを処方しそうな気がして気分が良くない。(リパダールは1%散なので、0.02g処方すると0.2mg処方することになる)正確には同じではないが、リスペリドンの0.5mg錠を半錠だけ処方したほうがずっとスッキリしている。お互いの気持ちが(笑
また、薬剤師の手間も減って一石二鳥だ。そういうわけで、リスペリドンの0.5mg錠は非常に有用な剤型と思うのであった。
ところでヤンセンは、リスパダールの3mg錠を発売しているくせに、0.5mg錠を未だに発売していないのは、下心があると思われても仕方がないと思われる。なぜなら、リスパダール液は0.5ml(0.5mg)がちゃんと発売されているからである。
ヤンセンは「0.5mg錠は液剤があるから必要ないと思っていた」くらいに言い訳するような気がするが、錠剤と液剤では3倍くらい薬価が違うため、つまりは売り上げを上げるため(維持するため)にわざと発売しなかったとしか思えない。実際、ヤンセンのMRになぜ0.5mgを発売しないのか聞くとそういう内容のことを言っていたので、そのような感覚なんだろうと思われる。費用対効果の概念がオツムの中に入っていないとしか言いようがない。
現在、数社でリスパダールのジェネリックが発売されているが、液剤も同様に発売されている。各病院の対応を見ると、ジェネリックの嫌いな病院はそのままヤンセンの先発品を使っているが、ドライに対応する病院は既にすべてジェネリックを導入している。こういうのを見ても、ちょっと今更といった感じかもしれないが、ヤンセンは0.5mgの錠剤を発売すべきと思われる。先発品しか使わない病院にとって不便だからである。
デプロメールの75mg錠(明治製菓)といいルーランの16mg(大日本住友)といい、大きな剤型は積極的に発売するくせに、小さな剤型を発売することが滅多にないのは、やはり製薬会社は売り上げ至上主義な面が大きいからであろう。これは製薬会社は単に製造業ではなく、サービス業的な役割も持っていることを認識すべきだ。
まったく、ヤンセンのホームページの理念が泣いとるよ。
徹底しているのは、患者さんの立場になって考えること
患者さんとともに――ヤンセンファーマのすべての活動の源泉は、そこに尽きます。
どこが責任が重いのかもう少し説明すれば、本来、液剤は錠剤より副作用が少ないというのがウリというのがある。だから本来、リスパダールの多い量でこそ副作用の相違が出やすく、0.5mgなどの少量になると液剤も錠剤も副作用的には差がなくなる。つまり少量なら液剤の価値が薄れるのである。
また、液剤の場合、0.25mgの処方をする場合、半分捨てるような指示しか難しいが、錠剤だと半分に割るだけで済む。また錠剤はかさばらないので持ち運びなど利便性も錠剤の方が上回るのである。
どこが、「患者さんの立場に立って考える」だと言いたい。
僕がジェネリックのリスペリドンの0.5mg錠を使った感触だが、半錠の人でも十分に効いていると思った。あれほどよい出来なら、すべてジェネリックでも良いかもしれないと思うほどだ。0.5mg錠はヨシトミの製品を使っているので、安心感も大きいと言うのもある。
リスペリドンの0.5mg錠は、半分に割ることにより0.25mgの処方が容易だ。過去ログでリスパダール0.2mgだけ細粒で処方している人を紹介している(参考)。この人によれば、細粒0.2mgはかなり少ない量だし、袋に残ってしまうような感じもして、飲んだ後の気分が良くないと言う。
こちらも処方箋で、
リスパダール 0.02
と書くのは良いとして、院外薬局の薬剤師がうっかり2mgを処方しそうな気がして気分が良くない。(リパダールは1%散なので、0.02g処方すると0.2mg処方することになる)正確には同じではないが、リスペリドンの0.5mg錠を半錠だけ処方したほうがずっとスッキリしている。お互いの気持ちが(笑
また、薬剤師の手間も減って一石二鳥だ。そういうわけで、リスペリドンの0.5mg錠は非常に有用な剤型と思うのであった。
ところでヤンセンは、リスパダールの3mg錠を発売しているくせに、0.5mg錠を未だに発売していないのは、下心があると思われても仕方がないと思われる。なぜなら、リスパダール液は0.5ml(0.5mg)がちゃんと発売されているからである。
ヤンセンは「0.5mg錠は液剤があるから必要ないと思っていた」くらいに言い訳するような気がするが、錠剤と液剤では3倍くらい薬価が違うため、つまりは売り上げを上げるため(維持するため)にわざと発売しなかったとしか思えない。実際、ヤンセンのMRになぜ0.5mgを発売しないのか聞くとそういう内容のことを言っていたので、そのような感覚なんだろうと思われる。費用対効果の概念がオツムの中に入っていないとしか言いようがない。
現在、数社でリスパダールのジェネリックが発売されているが、液剤も同様に発売されている。各病院の対応を見ると、ジェネリックの嫌いな病院はそのままヤンセンの先発品を使っているが、ドライに対応する病院は既にすべてジェネリックを導入している。こういうのを見ても、ちょっと今更といった感じかもしれないが、ヤンセンは0.5mgの錠剤を発売すべきと思われる。先発品しか使わない病院にとって不便だからである。
デプロメールの75mg錠(明治製菓)といいルーランの16mg(大日本住友)といい、大きな剤型は積極的に発売するくせに、小さな剤型を発売することが滅多にないのは、やはり製薬会社は売り上げ至上主義な面が大きいからであろう。これは製薬会社は単に製造業ではなく、サービス業的な役割も持っていることを認識すべきだ。
まったく、ヤンセンのホームページの理念が泣いとるよ。
徹底しているのは、患者さんの立場になって考えること
患者さんとともに――ヤンセンファーマのすべての活動の源泉は、そこに尽きます。
どこが責任が重いのかもう少し説明すれば、本来、液剤は錠剤より副作用が少ないというのがウリというのがある。だから本来、リスパダールの多い量でこそ副作用の相違が出やすく、0.5mgなどの少量になると液剤も錠剤も副作用的には差がなくなる。つまり少量なら液剤の価値が薄れるのである。
また、液剤の場合、0.25mgの処方をする場合、半分捨てるような指示しか難しいが、錠剤だと半分に割るだけで済む。また錠剤はかさばらないので持ち運びなど利便性も錠剤の方が上回るのである。
どこが、「患者さんの立場に立って考える」だと言いたい。
僕がジェネリックのリスペリドンの0.5mg錠を使った感触だが、半錠の人でも十分に効いていると思った。あれほどよい出来なら、すべてジェネリックでも良いかもしれないと思うほどだ。0.5mg錠はヨシトミの製品を使っているので、安心感も大きいと言うのもある。