老齢の躁うつ病とエビリファイ
その入院中の老齢の躁うつ病の女性患者さんの処方は、
デパケンR 400mg
ルーラン 16mg
トレドミン 100mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
であった。この患者さんになぜルーランが処方されているかというと、抗精神病薬を使っていないと、他患者に干渉し始め被害妄想的な言動から人間関係を損なうから。幾度か減量を試みたがやはりルーランを使うなら16mgは必要と思われた。
トレドミンは抑うつのために処方しているのであるが、病状が悪化すると少し増量が必要になり150mgに変更する。他の抗うつ剤は副作用が出るため変更が困難であった。トレドミンは副作用もないし150mgでも問題がないが、ルーランについては加齢とともにジスキネジアが出現していたので何か他の薬物に変更すべきと思うようになった。
ルーランはうつにも何がしか貢献しており、こだわりも減らすようでこの副作用以外はわりあい良い薬ではあった。何を使うにせよ、この人は副作用に弱いからだ。遂にエビリファイに変更することを決断。
デパケンR 400mg
ルーラン 8mg
エビリファイ 1.5mg
トレドミン 100mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
少しルーランを減量しこの処方にしてみると、なんだか表情が明るくなり、副作用も軽減してきた。エビリファイはうつ状態にも効いているように見えた。その後次第にルーランを中止。
デパケンR 400mg
エビリファイ 1.5mg
トレドミン 100mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
この処方でも過干渉などの精神症状は全く出現せず、やがて口ジスキネジアも消失した。その後しばらく様子を診ていたら、どうもトレドミンも必要ないと思ったのである。そこでトレドミンも漸減し、
デパケンR 400mg
エビリファイ 1.5mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
としたが、全く問題がなかった。もう半年くらいこの処方でやっているので、きっと彼女はこの処方で良いのだと思う。本人に感想を聞いたところ、以前に比べ体が軽いのだそうだ。過去の薬物はそうは重くはなかったのだが、エビリファイの少量でも置き換えが可能であった。今はこのまま放置しているのであるが、
「まさか、デパケンRも必要ないんじゃないだろうな?」
と思い始めている。しかし、エビリファイの抗うつの行き過ぎをデパケンRが抑えている可能性もあるような気がして、そのままにしている。ここで減量して失敗するのは我ながらちょっとバカみたいだからだ。今後、気が変わってエビリファイ1.5mgが実現したら、また続報をアップしたい。
それにしても、エビリファイはスーパーな薬だと思うよ。
デパケンR 400mg
ルーラン 16mg
トレドミン 100mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
であった。この患者さんになぜルーランが処方されているかというと、抗精神病薬を使っていないと、他患者に干渉し始め被害妄想的な言動から人間関係を損なうから。幾度か減量を試みたがやはりルーランを使うなら16mgは必要と思われた。
トレドミンは抑うつのために処方しているのであるが、病状が悪化すると少し増量が必要になり150mgに変更する。他の抗うつ剤は副作用が出るため変更が困難であった。トレドミンは副作用もないし150mgでも問題がないが、ルーランについては加齢とともにジスキネジアが出現していたので何か他の薬物に変更すべきと思うようになった。
ルーランはうつにも何がしか貢献しており、こだわりも減らすようでこの副作用以外はわりあい良い薬ではあった。何を使うにせよ、この人は副作用に弱いからだ。遂にエビリファイに変更することを決断。
デパケンR 400mg
ルーラン 8mg
エビリファイ 1.5mg
トレドミン 100mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
少しルーランを減量しこの処方にしてみると、なんだか表情が明るくなり、副作用も軽減してきた。エビリファイはうつ状態にも効いているように見えた。その後次第にルーランを中止。
デパケンR 400mg
エビリファイ 1.5mg
トレドミン 100mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
この処方でも過干渉などの精神症状は全く出現せず、やがて口ジスキネジアも消失した。その後しばらく様子を診ていたら、どうもトレドミンも必要ないと思ったのである。そこでトレドミンも漸減し、
デパケンR 400mg
エビリファイ 1.5mg
(他、降圧剤、便秘薬など)
としたが、全く問題がなかった。もう半年くらいこの処方でやっているので、きっと彼女はこの処方で良いのだと思う。本人に感想を聞いたところ、以前に比べ体が軽いのだそうだ。過去の薬物はそうは重くはなかったのだが、エビリファイの少量でも置き換えが可能であった。今はこのまま放置しているのであるが、
「まさか、デパケンRも必要ないんじゃないだろうな?」
と思い始めている。しかし、エビリファイの抗うつの行き過ぎをデパケンRが抑えている可能性もあるような気がして、そのままにしている。ここで減量して失敗するのは我ながらちょっとバカみたいだからだ。今後、気が変わってエビリファイ1.5mgが実現したら、また続報をアップしたい。
それにしても、エビリファイはスーパーな薬だと思うよ。