エビリファイの副作用 | kyupinの日記 気が向けば更新

エビリファイの副作用

先日、エビリファイは非定型抗精神病薬のくせにEPSが出すぎると書いたことがある。トータルではやはり少ないと思うのであるが、時々、なぜこれほどまで出るの?と思うこともあるのだ。

エビリファイの市販直後調査を見ていると、面白いことがわかる。この調査がどのくらいの症例を対象としているか定かではないが(全国42000例と大塚製薬は言っているが、これはちょっと変だと思う)、重篤、非重篤をあわせたもので多いものを順に挙げると、

① アカシジア 83(うち重篤なもの1例)
② 悪心    81(うち重篤なもの0例)
③ 不眠症   65(うち重篤なもの2例)
④ 頭痛    32(うち重篤なもの1例)
⑤ 嘔吐    26(うち重篤なもの0例)


となっている。これを見ると、アカシジアは副作用としては頻度的にはありふれたものとなっている。どのようなルールだったのかわからないのだが、上の②と⑤は量的な差異しかないように思えるので、二重チェックできないのなら悪心・嘔吐系の副作用がトップかもしれない。

副作用のうちで僕が興味深いと思うものは、

浮動性めまい  18(うち重篤なもの1例)
下痢      19(うち重篤なもの1例)
流涎過多    22(うち重篤なもの0例)
傾眠      22(うち重篤なもの0例)
痙攣       7(うち重篤なもの4例)
自殺既遂     5(うち重篤なもの5例)
突然死     2(うち重篤なもの2例)
体重増加     2(うち重篤なもの0例)


一方、重篤なものもあるようであるが、肝障害はかなり少ないと思った。他、血液系の副作用や薬疹もかなり少ない。とりあえず、このような結果が出ているのである。