エビリファイによる病状悪化について
エビリファイによる病状悪化については、いくつかパターンがあるように見える。一部の人ではエビリファイを処方した日か、その次の日にはもう幻聴が出現(再燃)している。別に幻聴はなくても独語が激しいとか、言動がまとまらないとか、モロに陽性症状を悪化させているのですぐに中止せざるを得ない。
特に謎に思えるのは、例えば既にトロペロン18mgとか重く処方されている状況で、エビリファイ3mgほど上乗せで処方しただけで、こうなってしまう人もいること。合わせ1本にはならないのだ。相対的にかなり少ないと思える量で病状を悪化させるのだからたいしたものだと思う。エビリファイはすごい薬だと思うよ。たぶん、トロペロンのようなD2に親和性が高い薬が入っていても、それを押しのけてしまうんだろう。
だから、大塚製薬は6mgから処方するように言っているが、僕は1.5mgか3mgの従来薬への上乗せで始めることが多い。ごく稀に、これは大丈夫と思える人だけ6mgで始める。前薬を同時に減らして追加するような危険なことは僕にはできない。こういう少ない量でも悪化する人は悪化するので、もし失敗した時に、この程度の量だと病状悪化が収拾しやすいのがある。
最近、4人くらい連続で失敗したが、1人は単に中止、1人はリスパダール液の追加、1人はセレネース液の追加、1人はセレネース筋注ですべて速やかに落ち着いた。誰も長患いにならなかったのは、誰一人として3日以上服用しておらず、トータルでも3mg~せいぜい6mgしか服用していなかったのが大きいと思う。
良い場合は、処方して2~3日くらいで顔の印象が変わる。目元がすっきしりて表情がはっきりしてくるように見える。しかし、それでも油断はできない。時間をおいてから悪化するパターンもあるから。この時間が経ってから悪化する場合は、服用日数も前者より長いのもあるだろうが、急には改善しないように見える。それでも、ジプレキサの悪化よりはマシのような感覚はある。
最近、エビリファイを3mg処方した翌日に幻聴、独語が活発になり、もう入院しかないように思われたのに、本人が拒絶したので入院させられなかった。仕方なくリスパダール液3ccを処方したら、2日ほどで治まったのはちょっとびっくり。
その人に最も適切な量がわかりにくい薬ではあるよな、エビリファイは。トロペロンを12~18mgまで処方していた人が、エビリファイ6mgでけっこう良かったりするんだ。併用のトロペロンは3mgまで減らしている。トロペロンすべてを中止するなら、もう少しエビリファイを増やした方が良いように思えるし迷う。
副作用として、あんがい振戦やアカシジアが出る人もいる。全然でない人も多いけど、非定型にしては出る頻度がやや高いように見えるがどうなっているんだろう。「非定型抗精神病薬は錐体外路症状が少ない」という定義のようだけど、それって今の現状をあまり反映していないと思うよ。エビリファイとリスパダールは非定型のわりに錐体外路症状が出過ぎる。
「非定型抗精神病薬は陰性症状に効果が大きい」くらいの定義だとあまり矛盾がないんだけどね。とにかく、エビリファイは従来の非定型ともやや異なっており、まさにジョーカー的薬物なんだと思う。
特に謎に思えるのは、例えば既にトロペロン18mgとか重く処方されている状況で、エビリファイ3mgほど上乗せで処方しただけで、こうなってしまう人もいること。合わせ1本にはならないのだ。相対的にかなり少ないと思える量で病状を悪化させるのだからたいしたものだと思う。エビリファイはすごい薬だと思うよ。たぶん、トロペロンのようなD2に親和性が高い薬が入っていても、それを押しのけてしまうんだろう。
だから、大塚製薬は6mgから処方するように言っているが、僕は1.5mgか3mgの従来薬への上乗せで始めることが多い。ごく稀に、これは大丈夫と思える人だけ6mgで始める。前薬を同時に減らして追加するような危険なことは僕にはできない。こういう少ない量でも悪化する人は悪化するので、もし失敗した時に、この程度の量だと病状悪化が収拾しやすいのがある。
最近、4人くらい連続で失敗したが、1人は単に中止、1人はリスパダール液の追加、1人はセレネース液の追加、1人はセレネース筋注ですべて速やかに落ち着いた。誰も長患いにならなかったのは、誰一人として3日以上服用しておらず、トータルでも3mg~せいぜい6mgしか服用していなかったのが大きいと思う。
良い場合は、処方して2~3日くらいで顔の印象が変わる。目元がすっきしりて表情がはっきりしてくるように見える。しかし、それでも油断はできない。時間をおいてから悪化するパターンもあるから。この時間が経ってから悪化する場合は、服用日数も前者より長いのもあるだろうが、急には改善しないように見える。それでも、ジプレキサの悪化よりはマシのような感覚はある。
最近、エビリファイを3mg処方した翌日に幻聴、独語が活発になり、もう入院しかないように思われたのに、本人が拒絶したので入院させられなかった。仕方なくリスパダール液3ccを処方したら、2日ほどで治まったのはちょっとびっくり。
その人に最も適切な量がわかりにくい薬ではあるよな、エビリファイは。トロペロンを12~18mgまで処方していた人が、エビリファイ6mgでけっこう良かったりするんだ。併用のトロペロンは3mgまで減らしている。トロペロンすべてを中止するなら、もう少しエビリファイを増やした方が良いように思えるし迷う。
副作用として、あんがい振戦やアカシジアが出る人もいる。全然でない人も多いけど、非定型にしては出る頻度がやや高いように見えるがどうなっているんだろう。「非定型抗精神病薬は錐体外路症状が少ない」という定義のようだけど、それって今の現状をあまり反映していないと思うよ。エビリファイとリスパダールは非定型のわりに錐体外路症状が出過ぎる。
「非定型抗精神病薬は陰性症状に効果が大きい」くらいの定義だとあまり矛盾がないんだけどね。とにかく、エビリファイは従来の非定型ともやや異なっており、まさにジョーカー的薬物なんだと思う。