エビリファイ(その5) | kyupinの日記 気が向けば更新

エビリファイ(その5)

エビリファイは順調に処方数を増やしている。エビリファイは、もともとアビリファイなのだが、この呼び名もようやく慣れて来た。(すぐにアビリファイと言い間違う) アビリットとアビリファイはそれほど似ていないと思うので、アビリファイで良いじゃんという不満はある。


当初、やや難しい薬物と思っていたが、今でもやや謎な部分はある。エビリファイはD2の親和性は強力なので、用量が少なくても他の薬物を押しのけて占有してしまう。だから、単剤で使用しないと意味がないと言う意見がある。切り替えの際にエビリファイを追加した際に、それまで処方していた薬物を速いペースで抜くとうまくいかない。エビリファイは効果が浸透するのに時間がかかるのに対し、それまで服用していた薬物の減量の影響が出過ぎるからだ。最初、上乗せで処方した際に従来の薬物の減量のペースには十分に注意する必要がある。


それと、メーカーは6mgから始めてその後増やすように言っているが、この場合、吐き気の副作用が出やすいので、僕は人にもよるが3mgから始めることにした。最初、いきなり吐き気が出て悪い印象をもたれるのもまずい。急に切り替えるとうまくいかない理由として、他の薬物の5-HT2AやH1の影響が脱落して、エビリファイがそのカバーをうまくしないことにもよる。


バインディングが強いので、10mgを超えるとあまり用量に依存しないのではないかと言う意見もあるが、僕はまだよくわからない。ただ、一般に言われているより、少ない量でも日本人の場合やっていけるのではないかと思っている。6mg追加しているだけで、朝の目覚めが良くなり表情もかなりはっきりする人がいて、こういう人はエビリファイが発売されて良かったと言える。エビリファイ1.5mgで維持している人がいるが、超絶に薬に弱い人で、このくらいがちょうど良いのである。現在、最高18mgまでの用量で使用している。