人生そものもは物語ではない。 | つばらつばら

「私の人生は物語ちゃうし。」

 

HONBAKO京都宇治

箱主さんの本 売れました(facebookグループに売れた本の写真が掲載されているのを、

毎回チェックするのを楽しみにしています。)

 

先日、気になった本を見かけたので、翌日に購入。

いちばん気になった第一章を読んでみました。

 

『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』

 難波優輝:著/講談社現代新書

 

 

HONBAKOで哲学対話をされている方のおすすめ本。

ご紹介どうもありがとう。

 

 

 

 

 

まずはAmazonなどでサンプルを読んでいただきたい。

 

 

Amazonから~

【抜粋】
清涼飲料水の広告の少女はいつもドラマティックな青春を謳歌しているし、

「推し」はファンの期待した筋書きどおりに振る舞うし、

就活面接では挫折経験を「美談」として語らねばならない。
私は端的にこう思う。何かがおかしい、と。

人々はあまりにも強い物語の引力に引き寄せられて、

もはや物語に支配されつつあるのではないか、と私は危惧し始めた。
 

だから、私はこれから、物語に対抗したいと思う。何かしらの物語が私たちの幸福を奪うのだとしたら、もはやそんな物語は廃棄されるべきだろう。私はよき物語を愛している。

 

それゆえ、物語を批判したいと思う。愛するということは、支配されるわけでもなく、

支配するわけでもなく、独特のバランスのなかで惹かれ合い、

反発し合うことなのだと考えている。

第一部の「物語篇」では、物語化の持つ魔力と危うさを論じていく。

第二部の「探究篇」では、物語の危険を避け、物語を相対化できるような思考を「遊び」を手がかりに探索していこう。その中で、改めて物語との向き合い方がみえてくるはずだ。
物語化批判、そして、遊びの哲学を始めよう。

【内容紹介】
〇 誤解を生む「自分語り」(第1章 物語批判の哲学)

 

ーーー

 

 4-6

 

気が付いたら付箋だらけになっていた。

 

推し活については思うところがあり、納得。

模範となる行動が求められる人ほどたいへんだ。

 

 

高級品を売るために

長めの由緒由来を語って商品を買わせるという手法がある。

(最近のクラファンの長い文章は物語みたいだなぁと思うのは私だけでしょうか)

キーワードは、

コピーライティング

ストーリーテイリング

 

社長の成功物語

 

挫折が大きいほど成功は輝き、人は感動する。(ジャンプの法則)

自己紹介の典型パターン

 

「これはそういう営業方法なんだな」、とわかっていれば

スルーできる。

 

これまで私の頭のなかで、ぼやっと思っていたことが言語化されていて

新書なので手軽に読めて良かった。

 

 

 

類書には

『ストーリーが世界を滅ぼす――物語があなたの脳を操作する』 – 2022/7/29
ジョナサン・ゴットシャル (著), 月谷 真紀 (翻訳)

/東洋経済新報社

 

があり、昨年某知り合いの文学部の先生が、

”最近読んだ本で、ピカ一面白かった”とのころで

ブックマークしていたのでした。(こちらは未読)

 

 

 

 

 

 

ちなみに、講談社現代新書といえば

4-7

先生(夫)の『読み替えられた日本神話」があります。