妙高温泉は大湯だけにし、向かったのは赤倉温泉。
山形のそれでなく、もちろん新潟のだ。
赤倉温泉は開湯200年の歴史ある温泉地。
近年ではスキー場と共に発展してきており、温泉を引く宿も40軒以上を数える。
写真↑の通りにも宿は並ぶが、温泉街はこの通りだけではない。
今回は1軒だけ立寄ることにした。
その前に軽く付近を観察。
気になったのがこれ↓。
とある宿の前にあったのだが、源泉を樽に入れっぱなし。
気を引くのがなんといってもピンクの桶![]()
ここで入浴せよと言わんばかり![]()
無論そんなことはできる環境でもなく、また湯は熱くてそのまま入ることはできない。
では今回立寄る宿へ。
選んだのは遠間旅館。
ある筋(^^ゞでは非常に有名な旅館である。
赤倉温泉 遠間旅館
18時前であったが、立寄り入浴は可能だった。
整えられた玄関ホール。
人の姿は見えないが、食事時で忙しい時間なのだろう。
立寄り入浴料は500円。
女将さんらしき人に支払う。
浴場は階下とのこと。
男女別に内湯が1つずつ。
露天風呂をあえて造らないことにもこだわりがあるらしい。
木炭風呂というのは、木炭を浴槽内に沈めてあるため。
浄化などのために使用しているとのこと。
終始独り占めさせていただけた![]()
石材の床、コンクリートの浴槽縁、タイルの浴槽床、それとは全く意匠が違うタイル壁。
窓のアルミサッシがややバランスを欠くが、なかなかよい雰囲気である。
L字型の浴槽は温度調整のため真ん中で仕切られているが、10人ぐらいは入れる規模。
無色透明の源泉は自然湧出の「北地獄谷」である。
源泉温度50.2℃、pH6.6のカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉を、完全かけ流しにて使用している。
成分総計は1.321g/kg。
洗い場にはカランのみのコーナーに4組。
別のコーナーにシャワー付きが2組。
浴槽規模に見合った設置と思った。
浴槽の左部分の真ん中に仕切りがあり、自然に温度差をつけている。
湯口に近い方でもちょっと熱め適温だった。
なお窓の壁に貼ってある紙には温泉蘊蓄が並べられている。
↑浴槽の右側部分。
湯口の手前にある黒い塊が木炭。
そして他の浴場では見たこと無いのが、湯口がスポットライトで照らされていることだ![]()
確かにスポットを浴びさせるに値する美しい湯口。
焦げた硫黄臭がする。
僅かな焦げ味があり、タマゴ味と淡い塩味、仄かなダシ味があった。
析出物が美しい![]()
泉質名にあるカルシウム、マグネシウム、ナトリウムはそれぞれそれほどの含有量ではないのだが、バランスが良いのだろう、結果的に複雑美を見せている。
しっかりとしたスベスベ感があり、湯の力が感じられた![]()
硫酸イオンと炭酸水素イオンは共に300㎎越えぐらいのよいバランス。
メタケイ酸が243.1mg。
北地獄谷の源泉を心行くまで味わえる秀逸な浴槽であった![]()
これにて2016年7月の新潟の湯シリーズは終了。
次は夕食ネタを簡単に。
赤倉温泉 遠間旅館
新潟県妙高市赤倉34-2
0255-87-2028
立寄り入浴料 500円
<源泉:北地獄谷>
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
50.2℃
pH6.6
成分総計 1.321g/kg
自然湧出
無色透明
焦げ硫黄臭あり
タマゴ味、淡塩味、微ダシ味、微焦げ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2016年7月入湯
※数値はH27の分析表より



















