かまぶろ温泉から東の山間部へ。
三軒の旅館が並ぶ蓬平温泉へ向かう。
それぞれ自家源泉を持っており泉質も違うようなのだが、全て巡っている余裕はない。
今回は一番奥にある「蓬莱館 福引屋」に訪れることにした。
一番奥にあるということは、商売繁盛のご利益で知られる高龍神社にも一番近い宿だ。
鉄筋6F建ての大きな宿で、複雑な形をしており、全景を写真に収められなかった。
蓬平温泉は2004年の中越地震で大きな被害を受けたという。
災害から復興してきた宿は応援したくなる。
入口を探しあたりをうろうろ。
この白い提灯の奥が玄関だった。
蓬平温泉 蓬莱館 福引屋
まだ新しい玄関だった。
ロビーは一部吹き抜けになっており、広々としていた。
写真に写ってないが、この手前↑に大きな招き猫がいる。
他にも福助や達磨など、福々しいものがたくさん置いてあった。
立寄り入浴料は800円。
小タオルが借りられる。
浴場の名前はずばり「御利益風呂」![]()
そして男湯は「商売繁盛の湯」![]()
ストレートでよろしい![]()
ちなみに女湯は「家内安全の湯」。
どっちもお守りを買う見たいだねぇ![]()
ここまで名付けられているから、男女の浴場は入れ替わらない。
浴場の手前に「一福」と名付けられた東屋みたいなスペース↑があり、冷たいお茶が無料で飲める。
それでは浴場へ。
浴場は内湯の大浴場と、そのまま行ける露天風呂がある。
脱衣所は思っていたほどは広くないが、まあ十分なスペース。
先客は居ないぞ。
結果的に終始独り占めで入ることができた。
まずは大浴場「商売繁盛の湯」から。
複雑な形の浴槽は10人以上が楽に入れる規模。
シャワー付きのカランが計5組(だったかな)。
淡く白っぽくささ濁った湯は先述通り単独使用の自家源泉で、源泉名「蓬莱館」。
源泉温度14.2度、pH9.5の単純硫黄冷鉱泉。
成分総計は0.5771g/kg。
総硫黄は4.1mg。
冷鉱泉ゆえ加温されているが(加温循環併用かもしれないが)、かけ流しで使用されているのは素晴らしい![]()
湧出量は48リットル/分。
そして源泉には個性がはっきりある。
僅かだがアブラ臭があり、仄かなタマゴ臭もある。
淡いアブラ味と淡いタマゴ味、そして甘味が感じられた。
素晴らしいの浴感。
とろみのあるしっかりとしたツルスベ感だ![]()
硫黄泉であること、pH9.5のアルカリ性であることもさることながら、炭酸イオンが55mgあるのが一番の要因であろう。
予想以上に素晴らしい湯にゴキゲンとなる![]()
終始貸切状況だったのも、贅沢な思いができた。
では「湯~福」と名付けられた露天風呂へ。
使用源泉は同じ。
こちらは数人ぐらいの規模か。
露天風呂の横に打たせ湯があった。
これはぼくには圧が弱めであった(^^ゞ
やはり淡く白色にささ濁っており、加温してのかけ流し使用をしている。
燃料を考えると、露天をかけ流すのは大変だと思うが、あればやはり嬉しい![]()
湯口あたりでは湯の成分からか、泡がやや溜まっていた。
同じく仄かなアブラ風味・タマゴ風味が心地よい。
もちろんとろみあるツルスベで、湯口近くでは少し泡付きがあった。
これはたまたまであろう。
こうなると蓬平温泉の他の宿も気になりつつも、まずはこの1湯で十分満足できた。
広くオススメできる。
蓬平温泉 蓬莱館 福引屋
新潟県長岡市蓬平町甲1227
0258-23-2221
立寄り入浴料 800円(貸しタオル付き)
<源泉:蓬莱館>
単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
14.2度
pH9.5
成分総計 0.5771g/kg
48リットル/分(動力揚湯)
淡白ささ濁り
微アブラ臭、微タマゴ臭あり
淡アブラ味、淡タマゴ味、甘味あり
とろみのあるツルスベ感あり
加温かけ流し
2016年7月入湯
※数値はH18の分析表より



























