稲龍神山スポーツランド 「星山温泉」 ※2016年3月で廃業 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

通常営業の湯の中では神奈川での最強カルト湯であり、その佇まいゆえ温泉マニアを越えた色んなマニアの中で礼賛され続けてきた「星山温泉」。

前身はフィールドアスレチックの施設(稲龍神山スポーツランドの名がその名残)だとは全く思えない「星山温泉」は、温泉施設としては平成元年からの営業というから意外に新しい。

がしかし平成28年3月、ついにその歴史を閉じることになった。

首都圏エリアではもう二度とこのような温泉施設は現れないだろうということと、その源泉の素晴らしい魅力ゆえ、どうしても廃業までにもう一度行きたい。

未だった湯友と共に、廃業前月の2月に訪れた。

 

到達のしにくさがゲーム性を帯びていたことも人気のひとつであっただろう。

以前とは違うアプローチでの訪問を試みる(詳細は省略)。

 

 

車を止め、この坂道を上る。

もう「星山温泉」エリアに突入したことが分かる、営業案内を発見。

 

 

年末年始に人が集中するような湯ではないのだニコニコ

 

定休日は水曜日。

 

 

同じく水曜を定休にしていた湯友はこれゆえ今まで来れなかったらしい。

今回は別に休みを取って、火曜に来たのである。

 

そして最後の坂を上る。

 

 

到着だ。

 

 

稲龍神山スポーツランド 「星山温泉」

 

 

 

以前よりも建物が減っている気がする。

朽ち果てて薪に変わったのだろうか…こちらの湯は冷鉱泉で、薪にて加温するのである。

以前はボイラーと薪の2浴槽あったが、ボイラーが故障してからは薪の浴槽1つで営業をしてきた。

 

 

営業時間はご主人の新倉さんお一人でやってられるわりにはなかなか長い。

とは言えぼくらが来たときは10時はしっかり回っていたが誰もおらず…しかし程なくカブに乗った新倉さん到着。

下にある家に居て、我々が通るのを見かけて追いかけたとのことニコニコ

まあこの雰囲気だと時間がユルくあってもらいたいぐらいだ。

 

 

入浴料はご覧の通り500円

浴場貸切45分間の料金だ。

 

浴場へ行く前に、敷地内の建物を少し観察。

 

 

左の建物は以前はギリギリ現役感があったが、すでにかなりキビシイ感じ。

 

右側の黄色い建物は朽ちてしまった。

 

 

こちらは以前、宴会場だったのだ。

それも現役時代は知らないのだが、以前訪れたときは中にはまだコタツやカラオケステージが置いてあった。

 

それでは浴場エリアへ。

 

 

左側には炊事場らしかったようだが、これは以前と同じく使用されてない。

そして右側↑が浴場の建物である。

 

 

実際はこの奥の方が浴場。

 

貸切使用のため、入浴中はこの札を掲げる。

 

 

それでは浴場へ。

 

 

もちろんちゃんと脱衣所もある。

 

 

籠はもちろん、扇風機(動くかは未確認)も、時計(写真を見る限り、時間はわりとあってる)もある。

 

では浴室へ。

 

 

ステンレスの浴槽が1つ。

ピカピカである。

浴槽に関しては清掃もしっかり行き届いている。

 

 

洗い場エリアはもちろんあるが、シャワーなどはない。

こちらの壁には富士山と思われる素朴な画が。

 

反対側の壁の画。

 

 

札幌の時計台だろうか。

以前よりも傷みが増してしまった。

 

では源泉をチェック。

 

 

ほぼ無色透明~微黄色の源泉を薪で加温して使用。

源泉名は源泉井の看板によると「イリカ鉱水」ということになるが、浴場内に分析表・表記は無い。

オーナーの新倉さんによると、源泉は50m掘削のと100m掘削の2本あるらしい。
当初100mのを使用、その後50mの源泉となり、東日本大震災の影響で濁ってしまっため、また100mのに戻したようだ。

いずれにせよ動力揚湯なため、廃業すると源泉は出てこない。

 

 

溜め湯を加温循環するが、カランからは源泉そのままをセルフで自由に投入できる。

源泉情報は以前の記事をご覧あれ。

 

タマゴ臭がくっきりニコニコ

甘味タマゴ味がしっかりあるにひひ

 

 

何より素晴らしいのが最強とも言えるヌルトロの浴感にひひ

神奈川はヌルトロ系の源泉がいくつかあるが、その中でも最強レベルである。

兵庫の石上温泉などもこのレベルの浴感だ。

詳しい数値をチェックしたかった。

この源泉が廃業と共に消え去ってしまうと思うと、何とも悲しい。

 

 

狭い浴槽だが、せっかくなので湯友と2ショット。

オーバーフローさせ、かけ流し状態にて堪能させてもらった。

 

 

浴場の外に出ると、白い煙がもくもくと出ている。

加温の薪の煙だ。

 

 

新倉さんがまだ薪をくべて温度調整してくれていた。

新倉さん、お疲れさまでした。

身体を悪くされての廃業決意とのこと。

ゆっくりされてください。

でもまた源泉を揚げるときがあれは、ぜひ入らせていただきたい!!

 

 

 

稲龍神山スポーツランド「星山温泉」

 

三浦郡葉山町下山口字星山

※2016年3月末にて廃業
入湯料 500円


温泉法の温泉(重炭酸そうだ・メタ珪酸含有)
16.8℃   
ほぼ無色~微黄色透明
しっかりとしたタマゴ臭あり

しっかりとしたタマゴ味と甘味あり
強力なツルスベ感あり
薪にて加温
セルフ源泉かけ流し

 

2016年2月入浴