「GUCCI(グッチ)」が、
「スペシャルエディション バンブーバッグ」というハンドバッグを発表した(写真)。
これはグッチと日本の伝統工芸「仙台平」とのコラボで生まれたもの。
「仙台平」とは、絹で仕立てた正装用の袴の生地で、
制作技術は門外不出の一子相伝になっており、国の重要無形文化財に指定されている。
バッグに使用されている袴地は、
人間国宝の甲田綏郎(こうだよしお)さんによって「瑞宝(ずいほう)」と名付けられた生地だ。
この江戸時代から続く日本の誇る技術と、
グッチのアイコン的存在「バンブーバッグ」の融合したバッグなんである。
そして、バンブーバッグの売上は、復興支援資金として全額寄付される。
数量限定で、お値段はおひとつ42万円。
実はグッチに限らず、
東日本大震災の復興支援に協力している海外ブランドは多い。
「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」は宮城県の牡蠣養殖業を営む会社を通じ、
東北三陸地方の養殖業および水産業の復興支援を行っている。
ルイ・ヴィトンと「養殖業及び水産業」?
と思われるかもしれないが、
約50年前、フランスの牡蠣が病気による壊滅的被害に遭った際、
宮城県からフランスへ、3300トン(約7億5千万円相当)の種牡蠣を輸出し、
フランスの牡蠣業界を救ったという歴史があり、その恩返しなんだという。
その他にも、
コーチが野球のグローブやバッグを、
ティファニーが写真集を、
クロムハーツがオリジナルカンバッジを、
チャリティグッズとして打ち出し、
その全額が東日本大震災の復興支援金として寄付されることになっている。
こんな事情を知ると、海外のブランドにも親近感が湧いてくる。
