誰かを守るために
本気で向き合っている大人の真剣な姿は
心をうつ。
お邪魔したのは
大阪府立富田林支援学校の避難訓練。
ご一緒したのはクラウン
仲間。
みんな防災や障がい理解の啓蒙活動に、
興味もあるし、
実際に動いている仲間たち。
本物のアラート音
鳴り響く地震の音
「◎◎先生がいません!」
「3階4階さがしました!!」
「重傷者2名!搬送します!!」
「非常勤の先生も把握できていますか?!」
「高校2年生◎◎ぐったりしています!
救急車お願いします」
「救急車きません!」
「避難所へのルート安全確認してください!」
「非常食の確認をしてください!」
「保護者からお迎えの連絡はいってます!」
「今の課題の整理をしてください!!」
こちらの学校では5年目の訓練。
今年はあえて、
ベストメンバーではない中での
(校長や教頭が出張という想定とか。)
訓練だった。
毎年想定を変えて
訓練を行っているそうだ。
雨でも訓練は中止しない。
災害がおきるとき、雨かもしれないから。
連絡にスマホは使わない。
そのとき、使えるとは限らないから。
大きな音で
パニックになる児童・生徒もいる。
でもだからこそあえて、
怖くてもじっとする訓練。
怖くても指示通りに動く訓練が大事。
音への慣れも必要だということ。
そして先生方に対しても、
『動きの訓練』ではなく
『思考の訓練』だということを
訓練担当の先生は説明してくださった。
避難訓練にシナリオは存在しない。
そのあまりの緊迫感に
見学者の私は立ちすくみ、
思わず泣き出してしまった。
障がいのある子どもたちの命を守るために、
本気で取り組む
大人たちの責任感と使命感に満ちた姿も
胸をうちました。
すごい。という感動と、
何も起きませんように。という祈りと、
私は何ができるのだろう。という問いと、
自然への畏敬の念と。
色々なものが混ざり合って
とても複雑な気持ちで帰りました。
もう一ヶ所、知的障害を持つ人たちが
「どんなに障害が重くても
地域で普通に暮らす」ことを
支援するために、活動を続けておられる
東大阪の「創思苑」も行かせて頂いたので、
また追って。

