当たり前に育ってるであろうと
何の心配もせず受けた妊婦健診。
超音波で赤ちゃんを見てくれる先生。
いつもならすぐに超音波の画面をヒュイっと
こちらに向けてくれるのに、
ずっと先生は無言のまま。
そして他の先生を呼んで何やら小声で
話してる。
すごくすごく嫌な予感がしました。
この場から逃げたいと思いました。
そして先生が
赤ちゃんの心臓が止まってます
と。
多分私は診察台の上で頭を抱えて
え…とだけ言ったと思います。
それからは何を言われたのか覚えておらず、
パニックでした。
まさか自分が流産するなんて。
妊娠したら当たり前に産めるんだと…。
稽留流産でした。
既に9週くらいで亡くなっていたとのこと。
手術の日を決めるのに一度席を離れて
母に電話をしました。
先生の前では気丈にいられたのに、
母の声を聞いたら涙が止まらなくなりました。
そのあと旦那さんにも泣きながら電話をし、
手術の日を決めて病院を後にしました。
帰りも涙がとまらず
下を向いて泣きながら帰ったのを覚えてます。
手術は一週間程先でした。
急に出血があり、赤ちゃんが出てくるかもしれないので、数日後に予定していた祖母の法事には行けなくなり、どうにもこうにも悶々とした日々を送りました。
そして祖母の法事の日。
腹痛がどんどん酷くなり、
途中大量の出血もあり、
あ、赤ちゃんが出てこようとしてるんだ。
痛みに耐えること約1時間。
トイレで我が子を出産しました。
10センチもない我が子。
綺麗なピンク色の肌で
ちゃんと目のところに黒い点が。
慌ててトイレからすくい上げ病院に行きました。
先生に見せたら
間違いなく赤ちゃんですね、と。
そこで胎内に残っているのが出るように
処置をしてもらい帰宅。
次の日に旦那さんと娘が花を買ってきてくれました。娘はおもちゃの食材を手紙の上にのせて、
手紙には天国で食べてね
とありました。
旦那さんと娘も同じように悲しみました。
祖母の法事の日に出てきたので
きっと祖母がお空に連れてってくれたのだと
思ってます。