10年くらい前から、うちの周りで、
1匹の野良猫を見かけるようになりました。
茶色のトラ模様の男の子。
しばらくすると、その猫は野良猫から地域猫になって、
「とらちゃん」「キャメル」「きーちゃん」など、
色々な名前で呼ばれて、かわいがられていました。
私は「コラっ~
」ばかりだったように思います。
ピノたち目がけて、網戸をよじ登ったり、
ごはんを食べてる足の悪いハトの「うーちゃん」を、
お尻ふりふりして、狙っていたりするんだもの~![]()
ごはん担当は、うちのお隣の横田さん(仮)と、
うちのお向かいの向井さん(仮)でした。
お腹が空くと、ごはん担当のおうちの前で、
「なーなー」と大きな声で鳴いていました![]()
とらちゃんの姿は、お散歩をしているとあちこちで見かけました。
こんなところまで来るんだなぁって思っていました。
私が声をかけても、しっぽの先をチラっと揺らして、
こちらを見ることもなく、通り過ぎるだけでした![]()
わかってるんですね![]()
横田さんや向井さんに対する態度と、あからさまに違うんですよ~。
あ…念のためなんですけど、
私はもちろん猫が嫌いではありません![]()
雪の日や台風の日は、軒下で丸くなっていたそうです。
見かねた向井さんは、まず、とらちゃんのハウスを作って、
自宅の玄関横に置きました。
とらちゃんは、夜はそこで眠るようになりました。
そのあと、サンルームを手作りして、
とらちゃんは、そこで暮らすようになりました。
サンルームの天井付近には、とらちゃんが休めるベッドがあって、
とらちゃんはいつもそこで悠々と外を眺めていました。
そして、時間をかけて、とらちゃんの警戒心を解き、
とらちゃんは向井さんのおうちに入れるようになりました![]()
無事、とらちゃんは地域猫から飼い猫になれました。
たぶん、2~3年の年月がかかったと思います。
今年の2/1
とらちゃんは足にケガをしました。
向井さんのご主人は、とらちゃんを朝早く病院に連れて行ったそうです。
で、病院で、診察前にオシッコをさせてあげようと、
キャリーから出して、地面に置いた瞬間、とらちゃんは走り出してしまい…。
慌てて追いかけて、探したけれど見つからず![]()
次の日も、次の日も見つからず![]()
大寒を過ぎたばかりの一番寒い時期で、
足を怪我していたとらちゃん。
ご主人は、とても悔やみ、心配し、
朝晩、仕事の前に後にと、その病院まで行って、
とらちゃんを探し続けていました。
今月に入って、2ヶ月経ち、
ご主人は少し諦めていたそうです。
でも、朝晩のとらちゃん探しは続けていました。
先週末、朝、向井さんが玄関を開けると、
とらちゃんがちょこんと座っていたそうです。
驚いて、名前を呼ぶと、とらちゃんはこっちも見ずに立ち上がり、
家の脇を抜けて、向こう側へゆっくり消えて行き…。
一瞬、見間違いかと思ったけれど、
玄関のところに、ごはんを置いておいたそうです。
「幻覚まで見えるようになったかと思った
」と笑っていました。
その晩、とらちゃんはまた玄関の前に座っていて、
声をかけて、入るように促すと、
何事もなかったかのように、おうちに入ってきたそうです。
病院は、うちから7km程離れたところにあり、
大きな街道もあるけれど、4~6車線の幹線道路を渡らないと、
おうちには帰ってこれません。
どうやって帰ってきたのか、
あの幹線道路をどんな風に渡ったのか、
2ヶ月も何を食べていたのか、
とらちゃんに聞きたいことが、いっぱい。
たぶん、私には教えてくれないけど![]()
でも、すごくないですか~![]()
帰ってきてからのとらちゃんは、堂々としていて、
今までしなかったお腹を見せて寝ることや、
今まで触らせなかった息子さんにも抱っこさせたり、
猫が変わったようだ…と、ご主人が言っていました。
私は猫を飼ったことがないので、習性は知りませんが、
とっても驚いたし、嬉しくて、
向井さんの奥さんと涙ダダ漏れでお話ししました。
無事に帰ってきてくれて、本当に良かった。
今日のまめのおしり![]()
汚れてないけど、小さな糞が奥についています。
これを取らずに寝かせてしまうと、
朝、糞がお団子になってしまうんです![]()
先週のあんちゃんの寝姿。
甘やかされて、どんどんダメ犬になってゆく~![]()
読んでくださって、ありがとうございます![]()

