息子の未解決事件を

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もう一人の記者が書くコラム㉔

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コラム㉔

同級生の思い「会いたいし、声が聞きたい」

 

 「いま、何しているのかな」。仲良くしていた同級生を失ったあの日から15年。その存在を忘れたことはない。楽しく過ごした日々を思い返すと、涙があふれる。

 

「会いたいし、声が聞きたい」。それ以上の言葉が、なかなか出てこない。

 

 巴菜(はな)さん(25)は小学3年生のとき、小関孝徳さんと同じクラスになった。「静かそうに見えるけど、運動神経がよく、常に優しい。言葉にはしないけど、お母さんのことが大好き」。そんな印象を持っていた。

 

 孝徳さんは休み時間になると、外でサッカーをしていた。「ボールがあればすぐけりたがるような感じで、とにかくサッカーが好きでしたね」。紅白の帽子をいじって笑いを取ろうとするなど「やりそうなタイプではないのにおちゃらける。ギャップがすごい」。でも負けず嫌いで、駆けっこでは真剣な表情を見せていた。

 

 4年生になると2人は別のクラスになったが、教室の前を通る時に視線が合うと、孝徳さんはいたずらっぽい表情を見せた。クラスは離れても、心の距離は近かった。

 

 2人は放課後、同じ書道教室に通っていた。書道教室が終わると、2人で会話を楽しんだり、近くの川で遊んだりして過ごした。はなさんの親が迎えに来るまで一緒に待ってくれ、孝徳さんが先に帰ることはなかった。「書道を習うより、終わった後に一緒に遊ぶのが楽しみでしたね」。思い出を振り返るはなさんの表情は明るい。

 

 あの日も、同じだった。はなさんの親が迎えに来るのを一緒に待ってくれていた。いつもと変わらない光景だった。

その後、予期せぬ出来事が起きる。親から知らされた同級生の悲報を、すぐに受け入れることはできなかった。

 

 学校に行けば、げた箱に孝徳さんの名前があり、教室の机もそのまま。「休みかな」。そんな感覚だった。だが、何日たっても登校時に孝徳さんと顔を合わせることはなく、教室を移動する際にいたずらっぽい表情をする孝徳さんもいない。少しずつ現実を実感していくようになった。

 

 「あの日、早く帰ってくれていたら・・・」。涙が頬をつたい、言葉にならない。現実から目を背けた時もあった。時間は進んでも、2人の思い出は止まったままだ。

 

 孝徳さんをひいたのは誰か、今も分からない。「なぜ」「許せない」。いろいろな感情が交錯する。「あのときを知るのが怖い」。そんな思いもある。

 

 それでも少しずつ前を向く。事故から数年後、孝徳さんの母親と久しぶりに会い、楽しく過ごした時を思い起こした。「小関ができなかった分も自分が頑張らないと」。さらに前へ歩みを進めるためにも「犯人が見つかってほしい」。その思いを強くする。あの日、書道教室で別れた後、何が起きたのか。どうして助けてくれなかったのか。その答えを知っているのは、犯人だけだからだ。

 

 現在は社会人となり、職場で子どもたちと接するときもある。自転車に乗る子どもを見ると「帰りは気をつけて」と声をかけ、心配してしまう。「同じ悲劇は二度と起きてほしくない」。その一心だ。

 

 大切な存在を失った後、はなさんは小学生のときにピアノの発表会に臨み、そこで人気アイドルグループの曲を演奏した。孝徳さんと一緒に運動会で踊った思い出の曲。なかなか孝徳さんのために行動ができない中、できることの一つとして選んだ。

 

 その一節にこんな歌詞がある。「向かい風の中で嘆いているよりも、うまくいく事を想像すればいつの日か変わる時がくる」。事故から15年。


 犯人が見つからず、もやもやが晴れなくても、きっと犯人が見つかり、晴れる時がくるよ。そんな思いを込め、優しい孝徳さんが、はなさんのピアノに合わせて歌っている姿が浮微笑む。

 《写真》「小関孝徳さんの写真を見て楽しく過ごした日々を思い出し、ほほえむはなさん」「会いたいし、声が聞きたい」


 

熊谷市小4男児死亡ひき逃げ事件  

平成21年(2009年)9月0日(水)午後18時50分ごろ、埼玉県熊谷市本石1-134路上で死亡ひき逃げ事故が発生しました。

 

亡くなったのは息子(たかのり)、当時小学校4年生(10歳)でした。2台の車両にひき逃げされ息子は即死でした。

 

逃げ続けている

悪質な2台のひき逃げ犯を捜しています。

あの日 何があったのか 

真実を知りたい

 

風評、噂話のささいなことでも構いません。お聞かせ願いませんか。皆様のお近くで何年も車両を放置している車両等がありましたら情報提供をお願い致します。犯人逮捕に繋がる手がかりを求めています。皆様からの情報提供をお待ちしております。宜しくお願い致します。

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どんな人なのかわからない犯人を探しています 

  • 事故が発生してから、犯人は遠く離れた他県で生活しているかもしれません
  • 突然ハッキリした事情もなくいきなり引っ越しをした家を知っている方
  • 運転していた車を突然、廃車した人を知っている方
  • 車を突然買い替えた方
  • 何年も車両を放置している車を知ってい方
  • 事故当日、目撃された方。
  • 「事故を見たことがある」という話を聞いた方
  • 事故について、以前警察に話をしたことがある方再度お聞かせ下さい。
  • 行政機関でお話した方で同じ話でも構いません
  • 事故について伝えたいことがあるけど警察に連絡するのは難しい方
  • 再度ご存知の情報をお寄せください。

犯人は秘密を抱えて生きていくのは難しいと思います。きっとどこかで誰かに話をしていると思います。

情報提供専用フォームページ
母親直通

情報提供先 小関代里子

メール k.takanori0930●gmail.com

(●を@アットマークに変えてください)

事故当時の状況や情報提供について

事故日時 平成21年9月30日(水)18:50頃
場所 埼玉県熊谷市本石1-134の路上
(熊谷市婦人児童館、松岩寺の近く)
※住所をクリックすると
グーグルマップで表示されます。
事故当時の様子・服装 当時、水色の自転車に乗り、前かごにリュック
黒のTシャツと、黒っぽいジーパンを履いていました。

事故現場の道路について

現場は幅7.6メートルの片側一車線生活道路です。

制限速度は時速30キロ

事故現場は生活道路で便利な抜け道です。


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