今年最後のシュトーレンとクリスマスの思い出 | 小麦の実験室・・・パンが焼ける匂いは幸せの香り

小麦の実験室・・・パンが焼ける匂いは幸せの香り

国産小麦で焼くパンは季節によりレシピを変えて作ります。
キッチンはまるで小麦の実験室。
酵母は子供を育てるのと同じ。大切に大切に育てます。
ライフワークの天然酵母パン作りを中心に嬉しかった事、
感じた事を呟いていきます。

今年最後のシュトーレン焼き上がりました。


明日から発送の分も含めてラッピングも終了!





駒澤大学駅近くで開業していた「天然酵母パン&クッキーの店グランマ」で9年、その後、自宅のパン教室「小麦らぼ」で7年・・・ずっと12月になるとシュトーレンを作っています。


同じ物を作り続けているのに毎年ドキドキしながら試食しています。


沢山は作れないけれど今年も無事に作る事が出来てホッとしています。


この時期になると思い出す事が・・・


グランマを開業していた頃の話ですが癌を患っていたご婦人が「何も食べられないけどこのパンだけは食べられるの」と胡麻のミニ食パンを時々買いにいらして下さいました。


国産小麦、天然酵母、塩、水だけ。

砂糖も入っていません。


買いにいらっしゃる頻度が減り、次にいつ見えるかわからない日々が長く続きました。


でも、明日いらっしゃるかもしれないと毎日作っていました。


ある日、ご家族の方がいらして亡くなられた事を知らせに来てくださいました。


その時、形見に頂いたマフラー




私がとても素敵と褒めていたので「パン屋さんに差し上げて」と言われていたそうです。

綺麗にクリーニングされたマフラーは暫くそのままにしていましたが、最近は使わせて頂いています。


外国に行かれた時の話や、音楽会に行かれた時の話を楽しそうにされていたのを思い出します。


このマフラーの柄がトナカイとクリスマスツリー🎄なので使うのはクリスマス期間限定です。


クリスマスシーズンになると必ず思い出す、私の大切な思い出の1つです。


胡麻のパンは今月のレッスンのランチ用にも焼きました。塩が少し入っただけのシンプルなパン。

しみじみ美味しかったです❤️


今年はこのマフラーをしてクリスマスイルミネーションでも見に行こうかな♪