人生をあそびはじめたヨギーニ こだま けいこです![]()
世界中が自粛の渦のなかにいて
日本もいまだかつてない状況を体験していて
強制的に家で過ごす時間が増えた。
5年ほど前
10年を共に過ごした相方さんとお別れをして
初めて一人暮らしになって。
ひとりになったら
外の世界を見て、自分の世界を広げることが楽しくて
休日はヨガスタジオに通って
他府県に行くことも増えて
家で過ごす時間はほとんどなかった。
一日中家にいるって片手で数えるくらい
ほんの数回。
それが今は外より家にいる方が長くなっちゃって。
しかもおうち時間の心地よさを感じるようになった。
ひとりの時間を安心して過ごしている。
そうやって過ごせているのは去年行ったバリでの経験も大きい。
バリ ウブドにはヨガのリトリートで初めて行った。
その中でのワークのひとつに
目が合っても参加者の誰とも話さずひとりで過ごすっていう時間があった。
朝、沈黙のまま、ヨガをして朝食を食べて。
ひとりで過ごす自由時間。
さぁ何しよう。
誰とも口を聞けないから
自然と自分自身との対話になる。
広い一人部屋に戻ったわたしは
朝、ホテルのプールで気持ちよさそうに泳いでいた、リトリートの主催者である彼女を思い出していた。
プール、気持ちよさそうだったなぁ。
一応水着は持ってきたけど
プールなんて何年も入ってないし
水着になるの恥ずかしいなぁ。
でも水の中に入りたいなぁ。
どうしようかなぁ。
プールに行こうかどうしようかと思っていたら
体が勝手に着替えをはじめた。
あれ!
わたしの体は入りたがってる!(笑)
体が勝手に動くってこういうことなんだ!!
…と驚きすぎて、そんな自分に笑ってしまった。
プールは思った通りとてもとても気持ちがよくて
その後もまたプールに入ることができたし
大満足だった。
ヨガをしていて学んできたことのひとつ。
喜びやしあわせは内側から湧いてくるもの。
外側からはやってこない。
だから
自分の外側をいくら満たしても
満足を得られることはない。
満たそうとしていつまでも外側ばかり見ていたら
まるで着ぐるみを重ねていくように
どんどんどんどん
自分の外側が着ぶくれしていく。
そうして裸のわたしの奥にいる
ほんとうの自分の声は
どんどんどんどん小さくなって
聞こえなくなっていく。
わたしのほんとうの望みを知りたければ
目を向けるべきなのは自分の内側。
このサイレントワークは
ひとりで過ごすことの豊かさを身をもって教えてくれた。
孤独って寂しいものだと思っていたけど
そうじゃなかった。
自分のために自分の声を聴いて、それに従うってなんて贅沢なんだろうと思った。
少しずつ着ていたものを脱いできたけど
わたしはこのまんまでいいと、ようやく認めることができた。
普段どれだけ外側の世界…情報や環境や誰かの声、ある時は自分の頭の声に
惑わされているかってことを、日常と離れた地でまざまざと感じた。
自分の居場所を内側につくるということが
まだまだできていなくて
今までは頭だけで理解していた、できてる気になってただけだと思い知った。
特別な何かがなくても
着飾らなくても
空気を吸って
青い空や緑の木々を見て
心地いい風を感じて
ただ静かにそこにたたずんでいるだけで
実はとても豊かなのだと
なんてしあわせなんだろうと
あの時わたしは感じていた。
そんな経験をしたことが
今のわたしに確実に繋がっている。
外側に目を向ければ
不安が覆う社会があって
わたし自身もお金の心配があったり
ままなっていない生計がこの先安定するのかと不確かな中にいる。
でも一方で
内側に目を向けて
ひとりで過ごしていると
あの時のような豊かさと穏やかさを味わっていて
安心感に包まれている。
おかげさまで
内側のわたしが優位なようで
心配や不安が出てきても
それに引きずられることはない。
「大丈夫」が根底にあるのがわかる![]()
むしろ
一体わたしはどんな風に進んでいくのかしら
という好奇心があるから
外側のものと上手に付き合いながら
大きな流れの中にいるわたしをまるごと楽しんでいくよ![]()

