ぼくはせんせいという仕事で
沢山の子どもに出会いました。
それはぼくに体験という
とっても大きなギフトをくれました。
全員との間に
ギフトがあるんですが
そのいくつかを紹介させてくださいね。
教室の中に
まわりを威圧する子がいました。
近づくと怒鳴り
高圧的で張っているような子。
当然
みんなが離れていきます。
そしてそれが寂しいために
また、高圧的になります。
その繰り返し。
ああ、そう。
あなたって優しいよね。
担任した直後、
ぼくはいいました。
実際、クラスで御縁が出来てから
言葉とは裏腹の優しさを垣間見てきたのです。
るせぇよ。
最初はそう言われました。
でも続けました。
だって、ウソじゃないし。
宿題忘れても嘘をつき
平気で遅刻し
友達とのケンカ
いたずらの絶えなかった子が
気づいたら面倒見の良い
アニキみたいになっていました。
そして、
罵詈雑言が減り
相手に尋ねたり
自分の考えを伝えたりするようになりました。
そのとき思いました。
怒鳴りたかったんじゃなく
周りに受け入れてもらえない自分に傷つき
どうしていいのか分からなかったんだ。
1年経ったとき、
「~って(そのこの名前)
ほんとうは優しいんだよ」
って女の子が言ったとき、
言葉じゃないものを
受け止められるクラスになったんだ、
いや、もともと
そんなクラスだったことを
信じられるようになったんだ
と嬉しくなりました。
