彼女の闘病生活は…
きっと寂しかったのかな?と振り返ります。
手術や輸血に関して、体調が悪い中も自分で判断しなくてはいけません。
いくら私が緊急連絡先であっても、家族でない私が同意や判断を任せてもらえるわけではないのです。
頼れない不安、寂しさ…
私に出来ることなんて、本当に限られていました。
病院にいるケアマネジャーさんと連携し、色々な手続きを進めて行きました。
役所の事は、他人にはなかなか難しく…
融通が利かないことにイライラしたり…
この時の経験が、今の叔母の介護にとても役立っているのでイライラも無駄では無かったと
銀行の手続きや、保険の手続き、賃貸の住居のこと…
人が生きてきたことを終わらせていくのは、看病だけでなく多岐に渡ることを改めて感じました。
そんなことに追われている中、彼女の意識が遠のいて…
あと、数日です。覚悟して下さいと言われた頃。
彼女のお兄さんの連絡先がわかりました。
病院の方が連絡して下さったのですが…
期待した反応ではありませんでした。
少し感情的になった私は、家族ではないもののお兄さんと言う方に図々しくも電話をかけました。
「私たちは、関わりたくありません。
遠くに住んでいますし、行く事も出来ません。
葬儀も墓のことも、国で出来ると聞いたので、そちらでお願いします。病院にも伝えてあります。」
と。
不思議と怒りはありませんでした。
はっきりと言われ、なんだかスッキリしたのです。
こんな情のない人に私の大切な人を任せなくて良いんだ。
[彼女の家族は、私で良い。]
③へ続く。
