雑誌やウエブ、個人ブログやツイッター
いろいろなところに、
運勢や占いがあって、
どれが本当なのか、迷ってしまいませんか?
あなたがいいと思う占いが
あなたにとっての、良い占いです。
大事なのは、
当たる当たらないではない、とわたしは思います。
なぜ、当たる当たらないが関係ないのでしょうか?
その理由と、
わたし自身が
運勢占い記事を書くときに
気をつけているポイントをお話ししましょう。
結論を一言で言ってしまうと
「読んでイヤな気持ちになる占い」はオススメできません。
たとえそれが、「当たる占い」であっても。
いえ、当たる占いだからこそ、です。
なぜなら、「良くない占いほど当たる」からです。
まずそもそも、雑誌やウエブの占いは、
不特定多数に向けての
ものすごくざっくりした占いです。
たとえば12星座占いでも、
本来はホロスコープを作って占うので
同じ牡羊座でも、生まれ年、時間によって
結果はまったく違ってきます。
そんななかで、
さまざまに違う運勢を持つ、牡羊座に共通した運気、
を書くわけです。
もちろん、
良くない運気のときだってあります。
たとえば、だまされやすい時期とします。
それをそのまま
「来週、あなたは誰かにだまされるでしょう」
と書いたら?
占いが正確だから当たる、という以上に、
その占いを読んだあなたは
会う人みんなが、自分をだまそうとしているんじゃないか、
と考え卑屈になり、気持ちもすさんで、人が信じられなくなり
そんなあなたが嫌になった友達が
離れていくかもしれません。
そうしたらあなたは
「友達だったのに! 今までだまされてた!」と思うかもしれません。
これは、占いが当たったのでしょうか?
それとも、
占いが、良くない現実を引き寄せてしまったのでしょうか?
かといって、
占いでそう出ているのを、
ウソを書くわけにはいきません。
わたしなら、
だまされやすい時期なら
どうすればだまされにくいかを、伝える書き方にします。
「誤解が生じやすいので
やりとりを書面にして残しておきましょう」とか。
これなら、疑心暗鬼になる心配はありません。
たとえ誰かにだまされそうになっても、
書面にしてあれば、対抗することもできるでしょう。
凶事を現実化させることもありません。
そう、言葉には、
現実化の力があるのです。
これを「呪」と言います。
あなたは結婚できないでしょう。
事故や災難に遭うでしょう。
お金を盗られるでしょう。
恋人とケンカ別れするでしょう。
そんな良くない未来も、
一対一の対面占いだったら、伝えます。
呪とならないように、ちゃんとフォローできるからです。
でも、不特定多数を相手にする
占い記事では、細やかなフォローができません。
だからよくない未来をそのまま書くことはしません。
伝えるメリットよりも、
伝えることによるデメリットの方がずっと大きくなってしまうからです。
占い記事の場合は、
良い未来はさらに良い方向に向かうように書き、
悪い未来は、慎重に、言葉を変えて、意識をそらし
良い方向に向くように書きます。
そうすることで、
読んだ人は
言葉の現実化の力で
より良い未来を引き寄せることができます。
冒頭の問いに戻ります。
なぜ当たる当たらないを重要視しないのか。
それは、占いが、
単なる「当てもの」ではなく、
言葉による現実化の力を持つからです。
そしてもしあなたが占い師さんで
毎月の占いを書いているならば、
当てる、ことだけを考えるのではなく、
自分が言葉の力で現実を変えている可能性があるという
意識を持っていただけたら嬉しいです。
もちろん、
たかが占いひとつで
簡単に現実は変わりませんけれども。
たかが占い、されど占い。
占いひとつで、
未来は変わる、可能性もあるのです。
読んでくださってありがとうございました。