.【備忘録】
子どもに殴りかかられた記念日。
39さいは
息子からの先制パンチから始まった。
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きっかけは前夜。
漫画が多くなり、本棚を買おうって話から…。
次男は図書館みたいに天井まで伸びる本棚がいいって言った。
でも、わたしは聞き入れず、別のものをネットで注文した。彼は拗ねた。
寝る前
「なんで俺の意見は聞いてくれへんの?聞き入れなくてもいいから、こっち買うよ?いい??くらい聞いてくれてもええのに。
みんなで相談してきめようって言ってるのにうそばっかやん!!」と抗議。
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たしかに、、、
でも、なんか謝る気にはならんかった。
「大きくなったら理想の家を作れば?ここはわたしとお父さんの家やから」っていった。
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翌朝、
次男が娘にちょっかい出して娘が怒って。やめて!やめてるわ!
の応酬😩
「やめてるかもしらんけど、止めるタイミングがわるい!!タイミングが悪い!!!!」って叫んだら
次男ブチ切れ。
「お前、昨日から
ちっとも反省もせんと、
俺ばっかり悪者にする。
お前ええ加減にしろ!!」って
言って
走ってきて、殴りかかろうとした。
「殴れば?殴ればいいやん。
後悔するの自分やで?」って叫んだら
殴ってきた。
…ついにこの日が来た…
いつか、いつかくるだろうなって
思ってた。
言いたいことうまくいえない。
こだわりが強い。
神経質。
頭の中にルールが多い。
自己肯定感が低い。
完璧主義。
人の顔色ばっかり見ている。
他人軸。
エゴキンマン多め。
↑
これはわたしであり、同時に次男のことでもある。
【自分の意見は通らない】
って思っている。
兄や妹の意見は聞くくせに!って思っている。
何で俺ばっかり??って思っている。
自分を見ているみたいだった。
「そんな欲しければ自分で買えよ」
「ないないないない…うるさいわ!こっちがどんだけあんたの願いを採用してると思ってんだ!!
1回のやってもらえなかったことばかり言うな!!叶えてること山ほどあるやろ!!
あるもの見てみろや!!
本棚はお父さんとしか相談してないわ!!
あんたの意見もこうきや詩生の意見だって聞いてない!!」
って吐き捨てたけど、
わたしの内心は
ドキドキでいっぱいだった。
こんなこと言ったら
余計に突き放されたと思うかな?
自傷する?
余計に自己否定する?
次男の心の満たされない感じがわかるだけに、こわくなった。
意見聞いてあげなきゃいけなかったのかな…という気持ちもあった。
そのあと、わたしが仕事で家を出る時、
次男はトイレに立てこもっていた。
長男は
「あいつ、ホンマ…あほやな」と言って笑っていて、
夫は
「反抗するようになったわな。思春期の扉が開き始めたな」
と言って、笑っていた。
わたし、自分が非難されるとどこかで思っていたんだけど
ふたりはわたしを1ミリも責めなかった。
娘は
「いってらっしゃい❤️わたしの作ったお弁当、食べるまでみたらあかんよ💕」と
言って見送りに来てくれた。
それが
誕生日のあさのできごと。
次男がトイレにひきこもったところまで見届けて
仕事に向かった。
このまま引きずってしまったら、どうしよう?
手を出すことがusualになる?
また「俺なんてどうせ」が加速してしまうか?と一瞬罪悪感と心配に襲われた。
「あなただけの遺伝子ではない」
いつか出会った人に言われた言葉が蘇ってきて、
一呼吸。
わたしに似てるけど
半分は夫の遺伝子。
わたしと似ているけれど、
同じ道を辿るわけじゃない。
半分違う遺伝子で
こんな要素持ってても
いい感じで生きられるよって姿を見せてくれるのかもしれない!!
そう、思い直したら
「そーだった!何があっても
この子たちは大丈夫なんだったわ」と思い出した!
とはいえ、
家に帰るのは気が重かった…
夕方、
家に帰ると、下2人がいない。
「どした?」と聞くと
「やっぱりケーキ買いたくなって、ふたりで買いにいった」と。
(え?ケーキ屋さん?
多分…
ケーキ屋さんってふたりともいったことないし、
どう注文するか?知らないと思う。。。
ケーキ買いに連れて行った記憶ない!!)
1時間すぎても帰ってこない。
あれ?おかしくない?
ようやく帰ってきたふたり。
満足そうにしてた。
「しおがどうしても、クラッカーがほしいっていうからコンビニもいってみた。でもないから、100均いった。」
ケーキ屋さんから100均まで歩いて10分ほど。しかも、家とは逆方向。
「歩いているとき、しおが100kmってどれくらい?って聞いてきたから、俺説明しててん。でも全然わかってくれなくて、ずーっと説明してたら家着いたわ笑」って。
「うふふ〜しお、ぜーんぜんわかんなかったー❤️」って
うれしそうに娘は笑ってた。
そういえば…
2年前の冬も2人で京都観光しに行って
しおが「疲れたー歩けないー」って言うのを
なだめながら
帰ってきたことがあったな…。
昔からなーんにも変わっていないなって
思い出していたら
「オレ、ケーキ屋さんで
どう注文したらいいかわからなくて
めっちゃ緊張して、
全然言葉が出なかった。
お誕生日おめでとうって書いてもらいたくて、
スミマセン…って言ったけど、
チーズケーキの上にチョコはおかしいかな?と思ってさ、
あ、やっぱりいいですって言って…笑われて…」
たった10分ほどの滞在で
うまくいかなかったことを全部話してくれた。
だけど、その顔は
満足感でいっぱいだった。
たかがケーキを買うだけで言葉が出なくなる緊張、完璧主義、恥ずかしがり屋…に
とっては
かなりのハードルだったはず。
その心の中の焦りや緊張、葛藤を
勇気で乗り切って帰ってきた。
しかも、言いたいことしか、言わない妹付きで🤣
ああ、
やっぱり大丈夫だって
思った。
こんな顔できるなら、大丈夫だ。
自分で自分の道、切り拓いていると思った。
そのあと、
本棚の話になっていった。
喧嘩のきっかけ「本棚」。
話の流れで本棚の話に。
「お母さん、本棚いつ届く?」って次男は聞いてきた。
届いたらみんなで整理しようって。
さすがだ。
その声にわだかまりは感じない。
だけど、本当に
モヤモヤ解けたのかな?
また抑え込んだのかな?
気になった。
「あのなー、本棚、確かに相談しなかったし、
意見も聞かなかった。
だけど、ほんまにめっちゃほしいものやった?」
「あんたはさ、何でもほしいものへのこだわりが強いねん。
自転車もこういうのであーいうので…これが欲しい!
ランドセルもこのメーカーのこれがいい!
ズボンはここでこの色の買ってきて!
くつはこのメーカーのこれ、
納得する筆箱ひとつ買うのにわたしは何件お店回ったか覚えてる??
そのこだわり…お父さんもお母さんも大事にしてるつもりやし、かなえてるやろ?
こうきはそういうこだわりないから、
まかせるーって言ってだけ。
しおはダメ!って言われれば自分で手に入れる手段考えて行動してるだけ!
俺の意見は聞いてもらえないって感じるだけやろ?
事実を見てみてよ?
しおの意見なんてほぼ無視してるで?
みんなで相談っていうけどさ、
全部相談は無理!!
夕飯メニューだって、勝手に決めてるよ?
いちいち相談しなあかんのか!?」
その説明が
本棚の相談しなくていいってことには
ならない屁理屈と思いながら喋った…🤣
次男は笑ってた。
照れ臭そうに。
きっと、
「天井までの本棚」がめちゃくちゃ欲しかったわけじゃなくて、
自分が大事にされている、尊重されている感覚が欲しかったのかなーと思う。
この出来事が
こころの傷になっているかもしれないし、
そうじゃないかもしれない。
後に恨みつらみのように言われる時が来るかもしれない。
本当のことも先のことも
彼にしかわからないけれど
わたしが心配してもしなくても何にも変わらない。
「傷があっても、抱えたままでも生きていける強さがある」って信じて見守り、
これからどんな風に展開していくんだろう?って
楽しみに見ていよう。
子どもはそれぞれにいろんな世界をみせてくれる。
それをもう一度
思い出せた誕生日でした。
ここに生まれ、一緒にここで生きててくれて、
ありがとう。
ここまで深く思えたのは先制パンチのおかげだ。
おしまい。
《おまけ》
次の朝、布団に入ってきた次男。
母「殴られたことずっと忘れへん笑」
次男「一生忘れへんやろな笑」
母「ホンマはちょいうれしかったんやで」
次男「なんで?」
母「言いなりになることをやめた記念やん?」
次男「まぁ、たしかに照」
父「でもな、もう殴ったらあかんで」
母「そやで。お母さんのこと殴ったらお父さんに殴られるで?」
次男「は?」
母「夫婦ってそういうもんや」
「今日はケーキはないです」と夫からわたしにLINEが来たのは17時半。
でも、そのあと
「ケーキ買いに行くか?」とふたりを送り出してくれたのは夫だった。
奴は何にも考えていないのだろうけど、ナイスアシスト。
そんなこんなが
39歳の誕生日🎂だった。