私の断捨離体験談 | でむらひかる 金沢/やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナー

でむらひかる 金沢/やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナー

子どもに関わるお仕事しながら幼児・小学生・中学生の3人子育て中!
2018年 断捨離検定1級合格
2021年 断捨離トレーナー活動開始
汚部屋&なんにもない経験済みです。

 

 

 私が断捨離と出会ったのは2010年3月。

足の踏み場もない部屋で「この世から消えてなくなりたい。」「生きていてごめんなさい。」と思っていた頃でした。

 

「彼氏(現在の夫)にはこんな部屋は見せられない」という理由で始めた断捨離。

やってみたらほとんどゴミ。片付かなかったのは捨ててもいいと知らなかっただけ。量が多すぎただけでした。

 

 典型的な過去執着型で、あったのは過去の栄光グッズ、思い出のものなどほとんど過去のもので、当然思考も「あの頃はよかったのに…」と過去に生きていました。また、もっとデキルようになりたいという気持ちから文房具や仕事関係の書類や本、道具を溜め込んでいたことに気づきました。

 

「私なんかより人のために…。」「もっともっと頑張らなければ…。」

足して足して解決しようとして、自分のためにパワーチャージすることも知らず時間も空間もエネルギーも使い果たして危ない状態でした。

そんな状態である事にも気付かず仕事を辞めるという選択肢も思い浮かばなかったということに断捨離をしてはじめて気がつきました。

 

 自分を大事にしていなかった。

自分のことが嫌いで、どれだけ好きになろうとしてもなれなかったのに、断捨離をして好きになれた。

出来ないと思い込んでいたいろんなこともやってみようと思えるようになった。

マイナスくらいだった自己肯定感が少しずつ回復し、自分との関係がよくなりました。

始めて1ヶ月で仕事を辞めることになって、トントンと結婚も決まり、気づいたら体重も10キロほど痩せていました。

断捨離に命を救われ、過去で止まっていた私の人生が流れだしました。

 

 身軽になって新しい生活が始まり、流れ込んできたのはカビだらけの家と好みではない食器セット、実家から送られてくる婚礼ダンス、布団、大型家具、鍋セット、包丁などなど…(笑)

こんなはずでは…というモヤモヤとした違和感は感じつつも、日々は過ぎていきました。

 

それからも毎日断捨離は続け、3年たった頃には「なんにも無い家」になっていました(笑)

本を2~3回読んだだけの知識だったのでいつの間にか自己流になっていたのです。

 

違和感はどんどん大きくなり、捨てたいけどせっかく私のためにしてくれたのにそんなことを思っちゃいけないと気持ちに蓋をするのも限界になり、「もう、捨てる生活はやめよう。」そう思った時に、また断捨離とめぐりあいました。

 

「なんにもない部屋で何を断捨離するの⁈」と、自分にツッコミを入れつつ、

包丁を手に取り「今の自分にとって要・適・快」か、関係性を問い直しました。

包丁は必要だけど、ふさわしい?心地よい?

結婚したらステンレス一体型の包丁を使おうと思っていたのになんで使ってないんだろう…

断ったのに最後の最後で断りきれずに今家にあるのはなんでだろう…

一つひとつ問いかけていくうちに

「親がこれがいいと言ったから…」「断ったら相手が悲しむ」「私が我慢すればうまくいく」…

今までの全ての物事を、自分が好きで欲しいから、やりたいからという理由で一つも選んでこなかった事に気付きました。

家の中を見渡すとほとんどが親の価値観で選んだモノ、あとは世間の価値観で選んだモノや夫が学生時代から使っていたもので、自分で選んだのは夫だけでした(笑)

 

全部他人軸。自分の軸が一つもなかった。そして、今の自分には全然機能していない価値観や観念や思い込みの中に生きていたと気づき愕然としました。

 

被害者の位置どりをし、外側の理由で身動きが出来ないと思い込んでいたけど、がんじがらめにしていたのは自分の価値観・観念・思い込みで、それは自分で外していけるとわかりました。

墓場まで持っていってやると思っていた恨みも、嫌な思い出も握りしめていたのは自分だったと気づきました。

無意識・無自覚だったことに気づいて、視点や位置どりが変わると全部ぽろぽろと離れていきました。

これが「離」か…

 

結果も引き受ける覚悟があれば自分で選んでいいんだ!やっと自分の人生を生きていける!

 

その時の開放感と爽快感は今でも鮮明に蘇ってきます。

 

「断捨離=捨てる」の理解だったら自分の人生を生きていないことにも気づかず一生を終えるところでした。

 

 

それから、厳選したお気に入りのものに囲まれた暮らしってどんなものだろうという好奇心から一つずつモノを入れ替えはじめ、5年の月日が流れました。

タッパを替えたいとも言い出せない夫婦関係に気づいて愕然としたり、怒りを封印していた事に気付いたり、「こんなにちくわはいりません。」と断ることも出来なかった義理両親との関係も程よい距離が取れるようになったり、溜め込んでいた怒りや気持ちを出し切ったら断捨離babyが流れ込んできたり…

数え切れないほど笑える体験談はありますが、減らしたり増やしたり、ブレたり揺れたり、トライ&エラーを繰り返しながら、ものと一緒に価値観・観念・思い込みや、不機嫌をご機嫌に入れ替えながら取り組んできた私の断捨離。

ここまで長く続けてこれたのは、不快を快に入れ替えていくことが楽しくて、気持ちよくて、面白いからだと思います。

 

人生や子育てはこれをすれば100%大丈夫という答えはないけど、「今の自分(家族)の命にとって最適化を考えて選択決断していけば大丈夫。」「断捨離があるから大丈夫。」と思えます。

 

 

最後に、断捨離に出会う前の状態になってしまったのは「出す」事を知らなかったから。

モノは溜め込み、コトは足して解決しようとし、ヒト(人間関係)は感情を封じ込めていたから。

 

「出す」ことで流れ出した私の人生。これからもごきげんを選択していく私でありたいです。

 
 
 
 
↑断捨離まつりの時に応募した体験談です。
賞にはひっかからなかったけど(笑)
 
 
 
 
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