米国の新聞は決断した 「紙が減ってもウェブ中心でやる」(連載「新聞崩壊」第5回/アルファブロガー・田中善一郎さんに聞く) (2009/1/3、JCASTニュース)
アメリカの新聞社と日本の新聞社のネット戦略への取り組みについての記事です。
アメリカの新聞社のウェブサイトについて、記事の中からまとめてみました。
●ニューヨーク・タイムズは、紙面に掲載されている記事のほとんどがウェブにも掲載されている。
●ネットに先に配信する「ウェブ・ファースト」も徹底。
●ネットのコンテンツは速報性もあるし、行数に制約がないし、時には映像も付く。
●記事一つ一つに厚みがある。
●各記事から、関連する外部サイトの記事へのリンクが張られ、開放化に向かっている。
●トピックス記事のようなストックコンテンツも充実。
ニューヨーク・タイムズでは、約1万種のトピックス記事が随時更新されている。
●同サイトのニュース記事内に出てくるキーワードには、関連するトピックス記事がリンク付けされている。
●ソーシャルメディア化が進んでいる。
●サイトの基本設計に関しても変化が起きている。
これまでは、「まずはトップページに来てもらう」というやり方であったが、そのやり方が行き詰まってきていた。
検索エンジンの進歩とRSSフィードの普及により、記事1つ1つを読むという流れに変わってきている。
●ニューヨーク・タイムズでは、ブログの中で記事が話題になるような仕掛け作りを進めてきており、過去に遡ってすべての記事に固有のURLを与え、いつまでもリンク切れが起こらないようになっている。
そのため、ブロガーは安心してニュース記事を引用してリンクを張るようになってきているようだ。
この流れは、ネットが普及する上で自然な流れだろう。
検索エンジンの進歩で以前はトップページから見ていた記事を今では、読みたい記事を読むという流れに変わってきている。
1つ1つのコンテンツに厚みが必要になってきている。
アメリカの新聞社はブログの重視しているのが分かる。
そのためにリンク切れが起きないように、一つ一つの記事に固有のURLを与えている。
日本の新聞社の記事ではたまにリンク切れするものがあり、リンクしなくてもよかったと思うこともしばしば。
日本の新聞社はまだまだ本気でネットには取り組んでいないようだ。
それは、売上がネットより紙のほうが明らかに多いからだろう。
アメリカの新聞社は本気でネットに取り組んでいる。
ウェブを充実させると、収益は悪くなる一方だが、それでもウェブに取り組んでいるのは、将来を見据えてのことだろう。
将来は、紙ではなくウェブが中心となると予測しているからに違いない。
日本の新聞社は現状に安住しているのだろう。
しかし、必ずやウェブが中心となる時代は来る。
時代はそういう方法に進んでいる。
早く収益となる柱を見つけなければ、日本の新聞社は生き残ることはできないだろう。
ウェブを中心とした新しいニュースサイトに飲み込まれていくに違いない。
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