未来の臨場感によって
現在の臨場感が変わると考えれば、

「臨場感は抽象的未来をリアルにする。」

ということも、
自然なことのように感じます。

そのリアリティの強度によって、
物理次元の身体にも、
分かりやすい反応が起こります。



臨場感ということが、
少しわかりづらい場合は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
あるいは、
映画を観ているときのことを
考えてみるとよいかもしれません。



この予告映像を観ているだけでも、
いま、椅子に座っている現実世界を離れて、
映画の虚構世界に強いフィードバックループを築いている状態(トランス状態)によって、生体に反応が起こることを考えていただければ、臨場感を捉えるための補助線になるかもしれません。


 
さて、私の物語の少女が、面白くてやめられない小説の中で必死に逃げていると想像してほしい。あなたはソファで手に汗握りながら小説を読んでいる。科学者のチームがこっそりと部屋に入ってきてあなたを機械につないだら、あなたの心拍数と血圧が架空の少女そっくりに上がっているのがわかるだろう。呼吸も速くなり、検流計は発汗量の増加を示すはずだ。ページの中の少女そっくりに、あなたの脳はシナプスにアドレナリンとコルチゾールを送り込む。驚いたことにあなたのエンドルフィン系は活性化し、あなたの痛みへの耐性を大きく上げる内因性オピオイドを分泌する。架空の危険が最高潮に達すると、あなたのリビングルームの光の状態とは関係なく、あなたの瞳孔は広がり、あなたはまばたきをやめ、科学者たちがあなたの周辺視野で手を振ってもあなたはたぶん気づかない。その間ずっと、あなたの脳は活動している。
危険の迫った少女を傍観している人のそれではなく、あなた自身が危険の迫った少女であるかのように、脳は活動している。
(ジョナサン・ゴットシャル『ストーリーが世界を滅ぼす──物語があなたの脳を操作する』)

このように

認知空間にまで広がる臨場感世界の一部を共有し、ホメオスタシスを同調させることが、気功の第一歩でもありました。

この臨場感生成は、
NDU論文を踏まえて、
今回の新しい論文でも応用に固有の概念として導入されていましたね。


 
基礎理論の数理基盤(TCZ・Shared-TCZ・LUB・Lyapunov 収束)をそのまま継承しつつ、応用に固有の概念——Bridge Dynamics、臨場感生成、象徴文化生成、倫理制約、拡張適応度、認知未来時間原点——を導入し、自己変革と他者支援、人生のバランスの統一的な数学的言語を構築する。
(『苫米地深化論(5定理版)──認知ホメオスタシスから象徴文化と進化へ』)

望ましい未来の臨場感があることで、

今の自分は「本来いるべきではない場所にいる」、と感じることができるのだと思います。

逆向きにいえば、
今の世界に対する居心地の悪さや、
言葉にできない違和感を少しでも感じているのであれば──

その背後には、
別の世界や、未来への希望があるのかもしれません。

そんなものは「ない」と思っていても、
繰り返しマスキングされることで、
感覚が麻痺した状態へ陥っているだけなのかもしれないのです。



もしかしたらすでに、
本来のあなたはそれを感じ取っているのかも、
ということは以前一緒にみてきましたね。
その感覚に、
もう一度触れることができたなら──
それは、Khronosがこれまで、
「本来あるべき場所に在りたい」という感覚や、
言葉になる前の違和感として、大切にしながら一緒にみてきたものでもあります。


 
あなたの中にある
“言葉になる前の物語”が、
未来の光に触れるとき──
世界は静かに語りはじめる。


「過去を癒すことは、
 過去に戻ることではなく、
 未来から再構成すること。」

「過去を変えることは、未来を創造することでもある」

このテーマを、
あなた自身の物語として、
再び感じてください。

それは、
あなた自身の物語を取り戻し、
未来をデザインしていくための大切な一歩です。

こうやって、

あなた自身の言葉と臨場感によって、
失敗だと思っていたこと。

遠回りだと思っていた時間。

意味が分からなかった出会い。

なぜか繰り返してきた選択。

それらが、
未来へ向かうために必要だった出来事として、
新しい構造の中でつながっていく。



そして、
螺旋的な変化として、
再創造されていくプロセスにも気づいていくのだと思います。
Mentoring Program 1st
募集記事で書いていました。

今週末は、いよいよ、
Mentoring Program 2nd 第5回講座です。
どのように新たなTCZとして再構成されていくのか。

さらに違う世界へ移動していく変化を、


一緒に楽しんでいきましょう。

▽Mentoring Program 2ndの講座解説
 
君が人と競争しているときは、要するに人を模倣している。人と同じことをしているんだ。でも人はみな違う。模倣してはいけない。
君らしさで君に勝てる人はいない。 人生の大半は、君を最も必要としてくれる人やものを探す旅だ。
(エリック・ジョーゲンソン『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』




ではでは、今回はこの辺で。

また次回の記事でお会いしましょう!

Khronos / The salone|Hiro

追伸:
感想・ご質問、大歓迎です! 
たった一言でも構いません。もし何か感じたことがあれば、ぜひシェアしてください。言葉にすることで、見えなかったものが形になり、次の扉が開いていくのです。
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