年末だから、なんとなく、
ここ10年間で心に残った、
私の人生に大きな感動を与えてくれた本10冊を
振り返ってあげてみたいと思います。
・最後の家族(村上龍)
・イン・ザ・ミソスープ(村上龍)
・コインロッカー・ベイビーズ(村上龍)
・海辺のカフカ(村上春樹)
・白夜行(東野圭吾)
・月光(誉田哲也)
・生かされて。
(イマキュレー・イリバギザ スティーブ・アーウィン (著), 堤 江実 (翻訳) )
・非常識な成功法則(神田昌典)
・聞き方のルール(松橋良紀)
・無所有(法頂)
(順不同)
一番最初から6冊目までは小説です。
なんと村上龍氏の作品が3冊も。
いや、これでも絞ったぐらいで、
ホントはもっとあるんです、村上龍のおススメ作品。
どれだけ村上龍好きなんだと。
でも、好きですね。村上龍氏の小説は。
何回でも読みたくなります。
犯罪をする人の心理、というのを
見事に、ナチュラルに表現しているところとか。
文中で下品な言葉を使っていても
作品全体に高尚さというか、品がある。
最初に読んだ村上龍氏の作品は、
「最後の家族」でした。
当時働いていた会社の仲間で、
読書好きの方に貸していただいたんです。
そこから村上龍ワールドにどんどんはまっていきましたね。
「私もこんな小説を書きたい」
と不肖ながら思うようになり、
ひそかに、仕事の合間に小説なんぞを書いたり
妄想したりしています。
村上春樹氏の作品も、有名なものは大抵読破しました。
私の中で一番は、「海辺のカフカ」です。
ナカタさん最高です。
蜷川幸雄氏が演出を手掛けた舞台も観に行きました。
良かったです。
東野圭吾作品では、やっぱり白夜行が最高でしょうと。
悲しくて残酷で、美しいストーリーでした。
そして、今や、数々の警察小説を出版し
ヒットを連発している誉田哲也氏。
その誉田哲也氏の小説「月光」も
私の脳天に衝撃を与えてくれました。
この「月光」は警察小説ではないです。
大好きな姉の死の真相に近づこうとする女の子の話です。
ミステリー小説と言っていいのかな?
なんだか救いのない話で
読後感は悪いですが、
なんというか、
「あ、こういうことも書いていいんだ」
「こういう表現もありなんだ」
と、ひらめきを与えてくれた作品です。
7冊目は、ドキュメンタリー、自伝。
日本から遠く離れた国、ルワンダで起きた民族間の大量虐殺で
一命をとりとめた女性の話です。
ルワンダ内戦、ひどいです。
これも人から貸してもらって読んだのですが、
貸してくれた人を恨むぐらい、
このルワンダの内政事情が、ひどい。
人はここまで残酷になれるのかと。
民族の違いだけで、同じ人間同士で
ここまで傷つけあうことが可能なのかと。
ショックでした。
日本人は、「神」という言葉を
滅多に本気で口にしません。
神に本気で祈りを捧げることをしません。
それは、恵まれているから。
何だかんだ言って、安全がある程度保障されてて、
幸せだから。
「神」に本気で願うしかない状況が世界には存在するのだと、
この本の存在で、気付かされました。
後ろ3冊は、ビジネス書です。
「非常識な成功法則」は、
自己啓発書ですが、
きれいごとばかり書いてないのがいいし、
すごく読みやすいです。
神田昌典さんを知るきっかけになった本です。
自己啓発書としては、私の中で最高に面白い本。
「聞き方のルール」は、
以前勤めていた会社の先輩で、
私の文章の師匠でもある、
松橋さんの処女作です。
知り合いが書いた本だから、というのではなく、
本当に素晴らしい本です。
人の話を聞く大切さを学べました。
人の話を聞くことは、
人の心を、命を救うことなんだと
私も実感しています。
そして、「無所有」。
韓国のお坊さんが書いた本です。
「無所有」とは、何も持たないことで、
法頂和尚はこれを理想の生き方としています。
人は、ものを所有することで、
縛られる。
そして、なにも所有していないということは
すべてを所有していること。
無所有…
本当にこのように生きることができれば
素晴らしい。
このように、必要以上の欲を持たず
生きていきたい。
そう感じさせてくれた本でした。