こんにちは。渋谷佳子(しぶやけいこ)です。
人を傷つけてしまったことはありますか?
私が保育士として新人だった頃、
担任していたクラスのお母さんに対して個人懇談で
「(子どもと)一緒に関わる時間を少しでも増やしませんか?」
「もしかしたら愛情が足りていないような気がします」
こんな風に言ったら、お母さんがブチ切れて泣いてしまったことがあります。
当時、個人懇談では
9割子どもの良いことろを伝え
1割は気になるところを伝えると
教えてもらいました。
上司とも相談しながら伝えたつもりでしたが、
あなたに何がわかる!!
と言わんばかりの剣幕で、
怒りと涙。
お母さんを傷つけてしまった。
私の血の気がサーーーーッと引いていくのがよくわかりました。
その子は手が出てトラブルになることが多かったので
何とか手が出ることを減らして、友だちと仲よく遊んでほしかった
彼の良さが友だちに伝わってほしい
そんな思いが強かった。
でも
その子がそうなるに至る背景
お母さんが抱えている背景
そんなことを想像する力が私には足りなかったのです。
お母さんの話を聞く余裕もなかった。
その場ですぐに謝罪し、その後も謝罪。
私が関わることを諦めたら
そのお母さんとの関係は終わると本気で思ったので
マイナスな信頼関係を
一ミリでもプラスに戻せるように
会える時はとにかく声をかけました。
私の子どもに対する思いや本音も伝えました。
修復するまで数か月。
今でも時々連絡を取り、関係は続いています。
もう終わった…とその時は一瞬は思いましたが(笑)
有難いことにより結びつきは深まりました。
お母さんはその時
気持ちをわかってもらえなかった悲しみや悔しさ
そして
自分の子育てを否定された
責められたと感じたかもしれません。
正しさや正義は
時として人を傷つけることがあるということを思い知り、
コミュニケーションの未熟さを痛感した出来事でした。
このことから学んだこと。
(しくじり先生風)
正しさや価値観の違いは
人間の数ほどあり
私は正しくてあなたは間違っている
だから変わってください、という押し付けは
怒りや反発、悲しみを招くということ。
あの時あんなことを言わなければ
あの時そんなことしなかったら
タラレバ後悔をしてずーーーーっと悔やんで自分を責め
また人を傷つけてしまうんじゃないかと怖くなったけど、
その出来事をどうとらえるかで
現在や未来が大きく変わることがわかりました。
わいてくるモヤモヤやネガティブな感情は
苦しいけどとにかく味わいきる。感じきる。
人を傷つけてしまう自分
大事な人との関係をこじらせてしまう自分
未熟で不完全な自分を
自分に降参し、認める。
(プライドが邪魔をして勇気が必要だったけど。。)
そして、
「何が原因でうまくいかなかったか」
よりも
「どうやったらうまくいくのか」
原因より解決する方法を探した方が
前に進めることがわかった。
もっとお母さんの話を聞ける私になりたい
もっと子どもやお母さんに寄り添える保育士になりたい
そう思ってたことも大きく影響し、
コミュニケーションを学び始めました。
あの時お母さんが私に気持ちを伝えてくれたかこそ
今の私がいる。
ずーーーっとマイナスな経験だと思い込んでいた出来事は
いつの間にかプラスに転じることとなりました。
きっとこれからも傷つくし
傷つけてしまうかもしれない。
でも起きた出来事に対して
やり取りし直して
本音を伝え合うことは
人と人との結びつきを深める力を持っているということ。
だから恐れなくて大丈夫。
相手の受け取り方は変えられないし
私が気にするほど影響力ないのです(笑)
今日もご覧頂きありがとうございました♡
