ボール一個分だよ。
これは大好きなH2のワンシーン。(あだち充さん)
「ボール一個分だよ。
ほんとに差はなかったんだよ、
二人が得意とするシュートの威力もキレも――
ただ原口のほうが、ボール一個分打者の懐近くに投げられた、
それだけなんだよ。
リーグを代表するエースと、彼の差は・・・」
「記者も同じね。
ボール一個分相手の懐にとびこめるかどうかで、
記事の内容がガラッと変わる――」
これは、すごい投手だった二人の対比を描かれてるシーン。
でも、片方はプロで活躍できず引退、片方はリーグ代表エースに。
技術も能力もほぼ変わらなかった二人の差は、
たったボール一個分だった。という話です。
このワンシーンが頭から離れなくてさ、
私達だって、あと一歩前に行けるか?
あと一歩、お客さんに歩み寄れるか?
あと一歩、勇気を振り絞れるか?
そこに、天と地ほどの差が生まれていく。
そんな気がしています。
分厚い本を読まなくてもさ
なるべくやった方がいいこと。
って私たちは知ってるじゃないですか。
なるべく、仕事は綺麗で丁寧な方がいいし
なるべく、目を見て話した方がいいし
なるべく、笑って仕事した方がいいし
なるべく、早い方がいいし
なるべく、運動した方がいい。
それを、当たり前にできるかどうかが
ボール一個分。
「やったほうがいいな」と思ったことをやれること。
「あったほうがいいな」と思ったものを用意すること。
「伝えたほうがいいな」と思ったことを伝えること。
それがボール一個分
あと一歩、歩めるかどうかなのだ。
大活躍する人と、何もできなかった人の違いなんて。
あと一歩。
前に進んでみよう。
あと一歩。
歩み寄ってみよう。
その一歩が明暗を分けるから。
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美言3557『その差は、ボール一個分』






