「雨は、浄化。」
そんなこと、とっくの昔から知っているけれど。
知っているけれど、もうなにもここまで降ることないんじゃない・・?
この、2日間で。
や昨日の1日だけでも、もう十分なはずの量の雨に全身降られたというのに。
ここにきて、また3度目の雨でした・・・
正直、出発前から「また・・?」と心が少し曇ります。
でもそこは、明るく元気なふみんこさんがそばにいてくださったおかげで、
色々楽しくおしゃべりをさせていただきながら、
元気を取り戻して歩き始めました。
でも雨は、相変わらず降ったり止んだり。
降っても歩く。
止んでも歩く。
ただ、「歩くのみ」が続きます。
今度の雨は、昨日と比べたらやさしく感じて、
きっとそのうち止むだろうと最初は思っていたのですが。
でもなかなか、その気配はなく・・
そのうち、昨日の足の痛みがまたよみがってくるのでした。
「痛い」・・
じわじわと、足下からあがってくるその声に、
「今日の距離はきっと大丈夫」と声をかけ、進みます。
でも、だんだんと。
自然とペースが遅くなってきます。
最初は列の真ん中にいたのに、だんだん後ろへ後ろへと下がっていき。
青信号のチカチカに、走れない。
皆と離れても、もとの位置には追いつけない。
気づけば、列の一番最後を歩いている自分がいました。
雨は、引き続きまだ降る。
だんだん、そのピースウオークの太鼓の音も、遠くに小さくに聞こえ・・
そして、どんどん遠ざかっていく「反核」の大きなメッセージ布・・
いつしか、私はその列さえからも少し離れたところで、
後ろから1人、少しづつ歩いていく旅に変わっていたのでした。
でも。
まだ雨は、降る・・
時間と距離にして、
もうこのまま爆心地公園に着いてしまうのかなと思ったり。
でも、早く着きたいと思いながらも、、
もしこのまま着いちゃうと、「何か」が足りないような気がして・・
止まない雨に、空を見上げながら、
最後の最後にまた、その「何か」に気づけることを自分に賭けて、
「頭」で答えを出すのではなく、
無心に「体」を使って、真っ白になるまで歩こうと思ったのでした。
その先に、
何か大切な、3度目の「答え」が見えてきそうな気がして・・