浄化の意味。  <命を還す旅16> | 感覚派の幸せ&文章講座

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「雨は、浄化。


そんなこと、とっくの昔から知っているけれど。


知っているけれど、もうなにもここまで降ることないんじゃない・・?




この、2日間で。


や昨日の1日だけでも、もう十分なはずの量の雨に全身降られたというのに。


ここにきて、また3度目のでした・・・


正直、出発前から「また・・?」と心が少し曇ります。




でもそこは、明るく元気なふみんこさんがそばにいてくださったおかげで、


色々楽しくおしゃべりをさせていただきながら、


元気を取り戻して歩き始めました。




でも雨は、相変わらず降ったり止んだり。


降っても歩く。


止んでも歩く。


ただ、「歩くのみ」が続きます。


 


今度の雨は、昨日と比べたらやさしく感じて、 


きっとそのうち止むだろうと最初は思っていたのですが。


でもなかなか、その気配はなく・・


そのうち、昨日の足の痛みがまたよみがってくるのでした。




「痛い」・・


じわじわと、足下からあがってくるその声に、


「今日の距離はきっと大丈夫」と声をかけ、進みます。




でも、だんだんと。


自然とペースが遅くなってきます。


最初は列の真ん中にいたのに、だんだん後ろへ後ろへと下がっていき。


青信号のチカチカに、走れない。


皆と離れても、もとの位置には追いつけない。


気づけば、列の一番最後を歩いている自分がいました。




雨は、引き続きまだ降る。


だんだん、そのピースウオークの太鼓の音も、遠くに小さくに聞こえ・・


そして、どんどん遠ざかっていく「反核」の大きなメッセージ布・・


いつしか、私はその列さえからも少し離れたところで、


後ろから1人、少しづつ歩いていく旅に変わっていたのでした。






でも


まだ雨は、降る・・

 



時間と距離にして、


もうこのまま爆心地公園に着いてしまうのかなと思ったり。


でも、早く着きたいと思いながらも、、


もしこのまま着いちゃうと、「何か」が足りないような気がして・・




止まない雨に、空を見上げながら、


最後の最後にまた、その「何か」に気づけることを自分に賭けて、


「頭」で答えを出すのではなく、


無心に「体」を使って、真っ白になるまで歩こうと思ったのでした。




その先に、


何か大切な、3度目の「答え」が見えてきそうな気がして・・