少し前だけど、「藁の楯」を観ました


大金持ちのじい様が、孫娘を殺した犯人を殺したら
10億円を出す、と広告を出したことから、
皮肉にも犯人の命を狙う者たちから
警察の総力を挙げて護るのだが…
というストーリーです。
キャストの演技とか、ストーリーの展開とか、
そういうことは今回は置いといて、
印象に残った場面がひとつ。
護送をする刑事の中にも、裏切って内通していた人がいたんだけど、
「なんでこんなことをしたんだ」と問い詰められると、
殺された子どもの遺体はとても酷い状態で、
刑事としてあんなことをした犯人が許せなかった、
というようなことを力説したんですね。
で、その後に「10億のうち半分はお前にやる、だから見逃してくれ」
とボソリと言うと、問い詰めた方が
「何でなんだろうな。あんたが金のことを口にすると
あんたの言ってる正しさが嘘くさく聞こえる」
と答える場面です。
なんで、ここで正しさを持ちだすかな、
金が欲しいなら欲しいと素直に言えばいいのに、と思いました。
こういうことって普段の生活の中でもあることじゃないか~、
とも思いました。
本当は○○が欲しいのに、それを言うと人にさもしいと思われるから、と
正しさや、人の為に、と言ってませんか。
正しさだの、人の為だのを持ち出した時は要注意かも。
その奥に本当の理由が隠されているかもしれません。
お金が欲しい、人に認められたい、などなど

そこにフタをしてキレイごとを言って上っ面だけ整えても、
いつかボロが出てしまうもの。
そもそも自分の持ってる正しさは、あくまでも自分だけの物差し。
見聞が広がったり、経験を積み重ねることで、
覆ってしまうこともあるし。
「正しさ」が気になって仕方ない時は、その奥にある
本心を確認した方がいいんでないかい
と思ったりしました。なーんて言ってる私も、自分の物差しでこのことを
測っているだけのことなんだけどね。
まあ、どっちにしてもこの映画のようなことがあったとしても、
気が小さいから人を殺すなんて足がすくんでできーせんて、
というのは間違いないですわ

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