前回
…のあらすじ。
夫と老人ホーム紹介会社に行ったら、
義父と面会させてもらえたよ。
要介護5ですってさ。
* * *
老人ホーム紹介会社えぬ社訪問から1週間。
見学に行くことになった。
えぬ社から提示された施設から検討した結果、
①住宅型老人ホーム「じいハウス」
②介護付き有料老人ホーム「えす苑」
③介護付き有料老人ホーム「ゆうホーム」
(いずれも仮名)
に候補を絞った。
まず休日の午後、夫と①②へ見学へ行く。
娘は長時間の留守番になるため、私の両親を呼んでおいた。
一緒に昼食を摂った後に車で出発。
じいハウスへの道中はやや渋滞。
それを見越して早めに出ているので約束の時間には間に合った。
事前にGoogleマップのストリートビューで駐車場の位置などを確認していたのでスムーズに入庫。
呼び鈴を鳴らし名乗った上で中に入ると、
そこにあったのはウェルカムボード![]()
しかし誰も来ない。![]()
やっと現れた施設長から話を聞く。
その間ここの利用者と思しき男性が外出するのが見えた。
周辺に店が多いので、介護度の軽い利用者は自力で買い物もできるらしい。
施設内の案内でエレベーターに乗ったが、
大人3人が乗ったらギチギチで、途中の階で車椅子の男性が乗ろうと待っていたのに乗れなかった。
それもそのはず、じいハウスは社員寮のリノベーションで、介護施設として作られていないのだ。
空き部屋に通されたが、カーテンで仕切るトイレがあるというだけで、
窓のカーテンは利用者が用意することになっている。
廊下も狭く、車椅子同士だったらすれ違えない。
あくまで住宅であるので、
スタッフによる訪問介護と施設内デイサービスという形である。
この施設は提携の訪問診療があるので、病気きっかけで施設を考えているこちらとしては良いのであるが。
一旦置いといて、次の施設へ。
やはりこれも効率の良い行き方を下調べしていたので、
迷うことなくスムーズに行けた。
なんなら時間余って途中のスーパーで時間潰したくらいw
次の施設は介護付き有料老人ホーム「えす苑」
こちらは閑静な住宅街にある。
物腰低い施設長が出迎えてくれた。
ここも社員寮のリノベーションだという。
紹介会社えぬ社の担当曰く「介護度重めの寝たきりの人が多い」らしいのだが、
本当にそうで介護度重い人が低層階にいる形だ。
建物を囲うように木が多く植わっているからか、
日当たりが悪く全体的に暗い雰囲気。
こちらも個室トイレはカーテン仕切りだが、窓のカーテンも箪笥もある。
帰り道は、もしここに決めたなら通るであろうルートを辿ってみたが、
今回見てきた3ヶ所の中で一番遠いのがこのえす苑。
距離の問題がなければここに決めていたかもしれない。
この時点で、私も夫も先に行ったじいハウスは「無し」と判断。
上記のとおり狭いし、ある程度利用者の自由度があるからこそ、
体の変化を受け入れられないであろう義父には向かないのである。
数日後の平日午前。
私1人で3つ目の見学である。
介護付き有料老人ホーム「ゆうホーム」、私の中では最有力候補である。
我が家からの位置としては、生活圏をほんのちょっと越えた程度。
途中まではわりと行き慣れた道で行けるので楽ではあるが、
その道というのが時間帯よって大渋滞を起こすのだ。
しかも月額が3つの中で一番高い。
全てがえす苑と真逆なので迷うところなのだ。
着いて名乗ると、出てきた妙齢の女性スタッフが施設長だった。
中へ案内される。
数日前に他2ヶ所でも聞かれたことを、夫が答えていたように答えていく。
残念ながら中の見学はできなかった。
というのもゆうホームでは前年にコロナのクラスターを出しており、
一層防疫に努めているところだからだそうだ。
ただ中の写真は見せてもらえた。
ここで驚いたのがトイレ。
他2ヶ所と違って、壁で仕切ってある。
廊下も広く、明るい。
これだけの条件なら、ゆうホームにしていた。
しかしやはり値段が万単位で違いすぎる。
義父の口座の通帳と判子がわからない以上夫の稼ぎしか出すしかないから、
できれば安いところにしたい。
帰宅して、3ヶ所の資料を比べながら考えている最中、
私はあることに気付いた。
ゆうホームだけ、
計算の仕方が違う。
ほかの2ヶ所の資料には、
「表示以外にも加算があります」
という表記。
つまりこれらの加算が加わると、表示以上にかかってしまうことになる。
しかしゆうホームは、
これらの加算を含めた金額で提示されている。
試しにえす苑の金額に加算を入れてみると、
計算方法が正しければゆうホームとの差額は数千円単位にまで縮まった。
これに気付いてしまった私。
数千円ならわざわざ距離のあるところにしなくても良いよね、
と夫を説得。
あっさり聞き入れてくれた。
そんなわけで、
義父の入居先は介護付き有料老人ホーム「ゆうホーム」に決定した。
翌日えぬ社担当に電話するも体調不良で休んでいたらしく、
ならばと思いゆうホームに決めた理由を添えてメールで送った。
更に翌日に電話が来た段階では、既に入居を申し入れてくれたそう。
名残惜しいがえぬ社とはここまで。
あとはしい病院・ゆうホーム双方とやり取りをして、
契約と入居を決めるところである。
次回。
義母の方も同時に動いてました。
* * *
◎地図って楽しいよね〜
◎学校へ行く娘を見送って部屋に戻ったらサムネの光景



