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面積の8割近くが森林の奈良県。

なかでも吉野地方に伝わる林業の歴史は500年以上で、日本で最も古い植林の歴史をもつそうです。



山には300年前に植えられた木々がいまだ立ち並ぶとのこと。



奈良の吉野には「山守制度」と呼ばれる管理制度があり、「山守」と呼ばれる人たちが愛情と責任と誇りを持って、代々山を守り木々を育て続けてこられました。



「木」という形のあるものだけでなく、先人への感謝と尊敬、そして誇りといった形のないものも、次の世代に伝えるべく山に携わる人達は日々努力されています。





「伝える」ということ。




有形無形にかかわらず、伝えることは簡単ではありません。



時を超え脈々と繋がれてきた「命の木」



山守だけでなくその後にはまだまだ続きます。

山から切り出し、選別し競られ、加工されて「命の木」は「命の材」へと形を変えていきます。

それぞれの行程だけでも、いったいどれだけの人達の手間と思いがかけられているか…




手間暇をかけて育てられた材は、さらに手間暇をかけて遊具と形を変えます。






 


伝えるということ。





子ども達にそれらを伝えるアンカーの役割が我々なんだと思うと、身の引き締まる思いです。




引用   「奈良の木のこと」