きっと、皆、兎を得ようと思ったことはあるはず。


一兎を得ようとも思っていなかったけれど、気づいたら得ていた。


二兎目を得ようとも思ってなかったけれど、心のどこかでは、少なからず夢見ていた。


そんなさなか、一兎だけと語らっていたら、仲間の兎を連れてきた。


意図せず、二兎目を得てしまった。


そうして二兎目と語らっていたら、一兎目と少しだけ壁ができてしまったように感じた。


月日は流れ


ふとしたことから、別のところから、ぴょんぴょんと兎がやってきた。


気づいたら、三兎目を得ていた。


二兎目と三兎目と、別のところで別々に語らうこととなった。


相変わらず、一兎目は気難しい。しかし離れてしまっても逃げられてはいないようだ。


三兎目と語らっていたら、仲間の兎を連れてきた。


意図せず、四兎目を得てしまった・・・・?


一体、私は兎を何羽得ることになるのだろう。


本来は、得ることはない兎達。


どうか、罪深い私を許してください。