1週間前に父が亡くなりました。93歳で
した。3年前の6月から認知症の症状が
進み、8月から介護付き有料老人ホーム
に短期入所し、9月から正式にそこで暮
らすことになりました。
去年の6月に体調がかなり悪くなって
入院し、透析が必要になりました。
そして面会に行ってもほとんど寝てい
る状況が続き、今年になってからは感
染症が広がっているという理由で面会
ができず、4月に入ってやっと面会が
でき、そのあとすぐに亡くなりました。
家族の介護や病気、そして死は夫との
間に深い溝を感じました。これはうち
の夫が特別酷いというわけでなく、実
の家族と義理の家族では温度差が出る
のはしょうがない気がします。
介護が必要な状況になった時、夫には
「高い施設に入らなくても仕事を辞め
て介護すればいいだろう」
と言われました。私は結局そうせずに
のらりくらりとかわし、そうではない
方法を選びました。こういう問題は言
いなりなるわけにはいかず、話し合っ
て解決するとも思えない、ひたすら自
分が大変にならない方法を選びました。
そして父が亡くなった直後、夫にはこう
言われました。
「家は売ってそのお金で弟は病院近くの
アパートを借りればいいじゃないか」
かなり前から弟は実家で父と一緒に暮ら
していましたが、透析が必要な病人で障
害者年金をもらっていました。この問題
も私は夫を無視して、司法書士事務所へ
行き、相続についての相談をしました。
介護のことでも実家を売ることでも、確
かに夫の言う通りにした方が経済的かも
しれません。でも私の毎日の生活や実家
で暮らした思い出はどうなるのか、本当
に0か100の考え方しかできない人だと
思いました。
意見の違いはくすぶっていても、とりあ
えず父のお通夜やお葬式の日程を決めな
ければなりません。15年前に母が亡くな
った時は大きな会場を使いましたが、今
回は少人数の家族葬を選びましたので日
程はすぐに決まりました。遺影や会場に
飾る写真も今はスマホに保存してある写
真を大きく引き伸ばしてもらえるのでと
ても便利です。ただ今は固定電話を持っ
てないか留守電や決まった番号しか出な
いという人も多く、携帯でもそれは同じ
で、うまく連絡を取れない人もいました。
お通夜、お葬式の準備の時は決めなけれ
ばならないことも多く、パニックになり
そうでした。喪主になると悲しんでいる
余裕もなく、きっと後からジワジワと悲
しみに襲われると思います。