NOVELDAYSに年末から新しく『登場
人物の自己紹介』を入れました。これ
は目立ちたがり屋のペドロ2世の肖像
画を表紙に使っています。
『登場人物の自己紹介』はチャットノベル
が長くなり過ぎて複雑になっているため、
登場人物の簡単な説明のページを作ろうと
して去年の年末から書き始めました。でも
書いていて簡単には書けない(笑)それぞ
れの王様たちがすごい複雑な思いを持って
いて、しかも現世の私にも強い影響を与え
ている、アラゴンの王様についてのいろい
ろなことは自分にとっての地雷、トカゲの
シッポであるとあらためて気付きました。
登場人物の1人、フアン1世はラミロ2世
やペドロ2世からかなり後のアラゴン王
です。父ペドロ4世と対立し、フランス
人の王妃に宮廷を牛耳られ、狩りが好き
で贅沢をしてアラゴンの財政は傾き、狩
りで急死した時には王にふさわしい棺を
作ってもらうこともできなかったという
情けないエピソードがあり、不真面目王
というあだ名がついています。
アラゴン王位は弟のマルティンが継ぎま
したがその子マルティーノが父より先に
亡くなってしまい、マルティン1世の死
後アラゴンには後継者がいなくなってし
まい、「カスペの妥協」という会議で
カスティーリャ王子のフェルナンド1世
がアラゴン王に決まりました(彼の母
がフアン1世の妹のため)
フアン1世にはたくさんの子がいたので
すが、成長したのは娘2人だけでした。
その1人、ビオランテがフランスのアン
ジュー家に嫁ぎ、ヨランド・ダラゴンと
呼ばれています。
ヨランド・ダラゴンは娘マリーの婚約者
という理由で不遇だったシャルル王子
(後のシャルル7世)をアンジュー家に
引き取って育てます。その後いろいろあ
りましたが、マリーは無事フランス王妃
となり、アラゴンの血はフランスのルイ
11世とシャルル8世にも流れます。シャ
ルル7世といえばジャンヌ・ダルクが有
名ですが、私はシャルル7世をフランス
の勝利王にした真の黒幕はヨランド・
ダラゴンではないかと思っています。
彼女は義母という立場でフランスの宮廷
に口を出し、有名な元帥リッシュモンを
スカウトしたのもヨランド・ダラゴンで
す。そして彼女の次男ルネ・ダンジュー
の子孫にはギース公がいる、アラゴンの
血は僅かですがメアリー・ステュアート
にも流れているのです。
アラゴンの不真面目王フアン1世の娘、
ヨランド・ダラゴンは父とは性格が全く
似ていませんが(笑)フランス、そして
世界史の流れを大きく変えています。
世界史に詳しい人でも、アラゴンの歴史
について知る人はほとんどいない、だか
らこそ私はそれを伝えていきたいです。
現在募集中の有料モニターやツアーなど
については次の記事を見てください。


